本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

【本が教えてくれたこと】恐怖も名前をつけたら解決できるただの問題になる

【恐怖を克服することは難しいかもしれないけれど、問題ならいつでも解決することができる。恐怖に名前をつけたら、それはもう恐怖じゃない。解決できる、ただの問題になるんだ。】


著者 ジョー・タイの【天使になった男】に書いてあったこの言葉。

 

とても印象的で、勇気が湧き、心が軽くなる
前向きになれる言葉です。

 

恐怖や不安の多くは漠然としていて、見えない未来になんとなく恐れているものもあるのではないでしょうか?

また明らかに見えている恐怖も、具体的に何が、どうして、どうなるから恐れるのかまで考えていなかったりしませんか?

私は経験上そうでした。


そしてこの本を読みこの言葉に出会ってからは、恐れや、不安を書き出すことにしました。書く=「名前をつける」です。


そうすると、文字に起こしたことで、それを客観的に見られるようになりました。
それに言葉、文字として頭の外に出したことで、頭の思考するスペースにゆとりができて、冷静に考えられるようになりました。

 

具体的に姿を捉えられて、考える余力が戻れば、この時点でほぼ恐怖や不安は解消されて、姿を現した「問題」をどう解決するかという前向きな姿勢に変わっていきます。

 

問題ならば、解決するべきこと、やるべきことを細分化して一つずつクリアーするための行動をするだけ。

気づいたときには恐怖や不安(問題)は解消、解決です。

 

これは本当に効果あると思います。
私は実際試してから、今では事ある毎に実践しています。

私だけかも知れませんが書き出してみると、意外と大したことではないことが多いものです。

 

たくさんの業務に振り回されている人にも、これは効果があるとおもいます。

あっちから、こっちから仕事を依頼されて、頭のなかに入り込んだままだと、頭の中のキャパシティを超え、全体が見えなくなり「量」が正確に把握できなくなります。

 

そうすると、何から手をつけたら良いのか分からない状況に追い込まれ、仕事に忙殺される気持ちになります。

こんな時も一旦、頭の中のものを書き出してみる。


そうすると、手をつける優先順位も見えてくるし、それ程の仕事量でもなかった、なんてこともあるかと思います。

 

書き出して量が分かると、自分の処理能力を把握できるから、少しずつ負荷を増やしてみて自己成長につなげることも可能です。

 

こんな悩みのある人は、1度試してみてはいかがでしょうか?