本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

【自己成長】にはこの1冊

「もっと自分を成長させたい」

「自分の時間を生きたい」

「やりかたが分からない」

そんな人にはジョン・キムさんの 時間に支配されない人生】をおすすめします。

 

ジョン・キムさんの本は自己成長がテーマとなっています。

読んでいると、とても前向きになれます。

そしてなにより、印象的な言葉が詰まっています。

私はなにげなく図書館で見かけた「時間に支配されない人生」を読んで、えっ!何これ?良い本にめぐり会えた!そんな印象をもちました。

そして直ぐにこの本の著者、ジョン・キムさん他の本も読みたくなり、続けて読んでみたら、やはり正解でした。

 

「自己成長」や「最初の一歩」を踏み出せない人など、1度読んでみてはいかがでしょうか?

内容・感想・印象的な言葉をまとめました。

 

 

【時間に支配されない人生】

【著者】
✏ジョンキム

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【内容】
📖「命=時間」時間は命の欠片である。
  1分1秒明確な意味を持たせる。
  目の前のことを、とにか頑張るのではなく、頑張るに値することなのか 
  しっかり検証した上で行動しないと、成長の角度が小さいまま時間だけ
  が消費されてしまう。

  この「成長」にポイントをおいて、「成長」するには何をするべきかな
  どを「渇く」「聞く」「読む」「選ぶ」「掌る」「創る」「進む」の7
  章に分けて書かれています。


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【感想】
📝今の自分の未熟さを知り、今の自分を基準にするのではなく、今以上の目標をたてて行動する。
言い訳や、自分を過小評価しない。
何においても目標を達成していくのに、人との関係は避けて通れない。
人とのコミュニケーション力つけて交渉力を養う。
そして人とのコミュニケーションは貴重な情報源。


また成長には自己啓発、情報のインプットは必要だ。
情報量を増やすことで、視野が広がり選択肢も増える。
最適なのは読書。
本はさまざまな人の成功・失敗・ノウハウが詰まっている。
学んだことを面白かった、勉強になったで終わらせるのではなく、行動に移して初めて活きてくる。

 

私はよく本を読むが、なんだかこれからの読書を見直さなければいけないかと気付かされた。

なんだか「読書術」に特化した本を読んだかのように読書からの学びについて考えさせられた。

 

自己意識の持ち方、人との係わり、本の活用法、などを学ぶことができる1冊。


この本を読んでいて、それぞれの章にあるカテゴリーでの考え方は、他のビジネス書とも共通するものだが、なぜか新鮮味があり、説得力を感じる。
おそらく、著者が本当に実践してきたことからの言葉だから伝わってくるのだろうな。

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【学び/印象的な言葉】

💡人に「忙しい」と言うことは、
 自分の器の小ささを
 告白することである。

つねに「忙しい、忙しい」と感じて毎日を送ることは、時間に支配されて生きるこ
とである。「忙しい」と人に言うことは、自分の時間のマネジメントの未熟さを、ひ
いては自分の許容量(キャパシティ)の小ささを告白していることにほかならない。

 

 💡高い目標とタイトなデッドラインを掲げ   
 よ。
 いまの自分を基準にしてはいけない。

 

💡成長したいと渇望する。
自分の未熟さに向き合う。
それが生きる力になる。

 

💡人間関係でぶつかったならば、自分に包容力が足りないのだと反省する。怒りを覚
えたら、相手のせいではなく、自分の責任だと考える。
怒り非難も、自分に何のプラスももたらさない。

 

💡互いに高め合える関係なのか見極めよ。
聞く耳を持たない人に反論しても不毛である。

 

 

💡歴史上、偉人と呼ばれる人たちは数多くおり、彼らが魂の結晶として書物を残してくれている。

私は成長を加速させるために読書をする。それは新たな知を手に入れるためというより、新たな視点を獲得するための行為である。

読書には受動的な読書と、能動的な読書がある。受動的な読書とは、著者が記したすぐれた内容を読み、それに感銘を受けるといった、いわゆる普通の読書だ。
一方、能動的な読書とは、アウトプットのための行為である。たとえば私は、一時
間読書に費やした場合、その後の三時間はそこから何を得たかを考え、思考の広がりをアウトプットするようにしている。

一時間を読むことに費やしたら、
その後の三時間は
考えることに費やすべきである。

 

 

💡本はある人が深く考え抜き、その結果到達した地点から振り返って、たどってきた

道や最終的に導かれた結論を記した完成物である。
本の著者は一つの結論にたどりつくために、苦しい経験や遠回りをしている。著者
がその行程で見た風景のすべてを、本で表現することはできない。その行程を可能な
かざり正確になぞるには、頭のなかに立体的な風景を思い描き、著者の感じたことを
追体験していく必要がある。

 

 

💡自分のなかに白と黒の2色しかなければ、あらゆる物事は白か黒によってしか分類
できない。しかし、もし200種類の色をそろえられれば、繊細なグラデーションで
世の中を把握できるようになる。
それを可能にするのが読書である。読書によって、視点を分類する際の精度と繊細
度は格段に高められるのだ。

 

💡行動が伴わない読書は空虚
行動が伴わない知は空虚である。知識を頭で理解するだけで実践に結びつけないの
は、知的な遊びにすぎない。

 


💡迷うことを躊躇してはならない
迷いは、そこに選択の可能性があるから生じる。迷いと選択はコインの裏表である。
判断の精度を高め、自分が望む結果を後押しするような選択をしたい。そこで、決
断を少し留保するという行為が迷いである。迷うというプロセスを通して、人は判断
力や将来の予測力を高めることができる。迷うことを躊躇してはならない。

 

 
💡何を選ぶかに正解はない。
正解は、その後の行動により自ら構築するのである。

 

💡他者の自由意思を認めよ。
それにより怒りは消え、自分が穏やかでいられる。

他者の自由意思を認める
感情の乱れの多くは、他者との関係から生じる。他者の言動が、自分の考え方や、
物事のあるべき筋道にそぐわないとき、怒りや りだちなど負の感情が生まれる。
しかし、相手の言動が自分にとってどんなに理不尽きわまりない)のであっても、
相手の立場になれば、そこには、相手にとっての合理的な理由が存在している。それ
は受け入れなければならない。

 

 


💡自分を統制できない人間は、他者を統制することはできない。逆に、自分の内面を
コントロールできる人間は、内面の器が大きくなり、人間としての魅力が格段に高ま
る。それにより他者によい影響を与えることができる。
他者を変えようとするならば、自分が変わることが最も近道なのだ。

 

 

💡鬱憤を晴らす。言い訳をする。誰かのせいにする。そうすると、一時的な爽快感は
得られるかもしれない。
しかし、自分の感情は徐々にむしばまれていく。「言わなければよかった」と後悔したり、取り返しのつかない事を招いたりすることもある。
他者の言動を「なるほど」と受け入れるのは、他者のためではない。あくまで自分
の内面の穏やかさを維持するためなのである。

 

 


💡自分が知らないこと、自分とは異なることとの接触で新たな体験が生まれる。その
ような体験こそが、自分の世界を不瀬に張させる。
そして調和とは、異質なものの異質なの譲合として生まれる。

 


💡他者に対して、許す、与えるなど、つねにポジティブに反応することで、内面の豊
かさが増していく。それによって、この世界に美しい のがどんどんと増えていく。
同じ自然の風景を見ても、美しさに気づける人と気づかない人がいる。美しさは、
平等に、いつもそこに存在する。偶然、私たちの目の前に現れるのでは
ない。それは、主体的に見出そうとする人にしか見えないのである。

 


💡あの人は天から与えられたものが違う。生まれつき才能がある。そう思ってしまえ
ば、自分のなかでバネになる悔しさが生まれない。本当はその領域まで到達できるに
もかかわらず、自分の可能性にチャンスを与えない。未来の自分に対してこれほど失
礼なことはない。

 

 

読んだ本より、印象に残った言葉は残すようにしているが、このジョン・キムさんの本からは、自分にはとても響く言葉が多く、気づけばこんなにもメモをしていた。

 

 

読んでみて時間を損することはないとおもいます。

1度読んでみてはいかがでしょうか?