本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

多動力

【著者】

堀江貴文

【出版社】

幻冬舎

【内容】

「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
堀江さんの考え方が一冊に濃縮されたような本。

 

第1章:一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

第2章:バカ真面目の洗脳を解け

第3章:サルのようにハマり鳩のように飽きよ

第4章:「自分の時間」を取り戻そう

第5章:自分の分身に働かせる裏技

第6章:世界最速仕事術

第7章:最強メンタルの育て方

第8章:人生に目的なんていらない

 

【感想】
昔ながらの日本人の「石の上にも3年」的な非効率にみえるやり方や、一つの事、一つの仕事だけを続ける美学、周りと同じ、協調させる「バランス教」に対して疑問を感じ独自の見解が書かれている。

賛同できる所もあれば、これはこれで、意味があるのではと信じたい思いもあり、堀江さんの一つの考え方だなと受け止めた。

多動力を実践する為の自分の時間の大切さ、使い方、効率的で、合理的な物事の考え方など、とても勉強になった。
全てを自分がやるのではなく、自分でなければできないことをやる。他の人ができること、専門性のあるものなどは人にやってもらえばよい。まさにそのとおりだと思う。

いかに自分がやるべき事(仕事・思考)と他人にまかせる事(作業・自分にはない専門性)を仕分けして業務を振り分けるかが重要だと思う。



スマホ一台あれば、いつでもどこでも仕事はできる。資料作成、メール、打ち合わせ、なんだってできると書かれていたが、多少はできるが、そこまではできないだろうと、なんとなく決めつけていた。いろいろ試してみたいと思う。

 

 

 


【学び/印象に残った言葉】
◆「恥をかいた分だけ自由になれる」
  あなたが多動になるための最大のみハードルは「他人にどうみられるだろう?」と

  いう感情だ。はっきり言おう。誰もあなたには興味がない。好きなように生きて、

  思いっきり恥をかこう。

 

◆「自分の時間」を取り戻したうえで、仕事を効率良く進める工夫をする。

 大切なのは、働く時間の長さではなく、「一工夫」をすることで、リズム良く仕事を

 進めることだ。

 そして「原液」となるものを生み出し、自分が動かなくとも、自分の分身にまで働い

 てもらう。