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ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の「超・独学術」 読了

【タイトル】
📕ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の「超・独学術」

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【著者】
✏廣津留すみれ

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【キッカケ/学び】
📚ハーバードを主席で卒業と「天才?」と思える人の独学術ってどんなもんなんだろうと、とても興味が湧き読んでみた。

独学法だけでなく、国、国民性による求められる力、評価基準の違いも学べる。

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【内容】
📖日本とは違う文化と、世界に冠たる人物を育成する大学の中で、どのように考え、結果をだす方法をとったのか、著者の経験より、いかに効率的に大きな成果を生む方法について書かれている。

また、日本とは違う自己主張と合理的に結果を追う姿なども描かれていて、グローバルな環境では、日本人の奥ゆかしさ、謙虚さが時に仇になることについても教えてくれている。

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【感想】
📝やはり人並み以上の成果をだす人は、人並み以上に努力をしている人なんだ。逆に、天才という生まれ持った才能がもともと違う、ということではなく、普通の人が普通の人以上に努力をする結果だということを学んだ。

計画を立てる、継続する、反復する、時間は自分でつくる。
大きな成果を上げる人には共通すること。これまで読んできた本にも同じようにでてくるものだ。

誰にでもできそうで、できない継続するということ。
皆平等に与えられた、1日24時間という中で、いかに時間を有効に使い、最大限の結果をだす方法を考え、実践することはとても大事。

それなだけに、人の時間を奪うという行為は、人生を奪うのと同じと言われるのもわかる。

この時間の中で本文にもある「皆が立ち止まっているタイミングで、自分だけは動く」他社以上に努力する。

そんな気持ちを持続してきたからこそ、著者は、この1流の中でも主席での卒業ということを成し遂げられたのだとおもう。

また、知識だけがあっても評価されない。
自分をアピールして、その能力を周りに積極的に現さないと評価がされない。
何もできない人となってしまう。

アピールが苦手な日本人。アピールする前に、自分の考えをもっているのか?グサリとくる一言だった。

日本の会社も考え方がグローバル化されて同じような評価基準になってくるから、養うべき必要な能力となってくる。

こうした厳しい環境下で努力をしている人を知ると、なんだか自分もやらなければと前向きになれる。

読んでみてよかった。


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【学び/印象的な言葉】

 

💡 タスクを「したいこと・そのために必要なこと」に絞り込めば、熱意が追い風になって、時間を濃く使えます。

☞【やらないといけないこと、ではなく、したいことをタスクにするのは楽しくなるかも?また必要なことを書くのがポイントだな】

 

💡「5分空いた時間ができたら何をする」「 30分できたら?」「1時間できたら?」など、すきま時間の長さごとの「セット」をあらかじめ決めておくのはとてもおすすめです。

5分を漫然と過ごさず、何か意味あることをしよう、と決めて実践していました。

☞【すきま時間にやることを決めておく。「ついスマホ」がなくなっていいかも。】

 

💡 何かを始めるとき、視界に入る範囲だけでも軽く片づける。単純ですが即効性の高い集中術です。

☞【集中力あげるのに一番簡単で効果的。スマホは絶対置かないようにしないと】

 

💡ライバルに勝ちたい思いが推進力になることはもちろん事実ですが、嫉妬に駆られて本来の方向性を見失ったり、負けたら過剰に意気消沈したり、といった危険もあります。 ハーバード生は、私の知る限り、そうしたマイナス面にとらわれる人はいませんでした。人に嫉妬するヒマがあったら自分の勉学や活動に集中しよう、と皆が考えていたように思います。

☞【人に嫉妬なんかしてても時間のムダ。なんのプラスにもならない】

 

💡 SNSを使ってセルフブランディング
これはとりもなおさず、すべての人が「チャ
ンスへのアクセス権を持っている」というこ
とです。少しの勇気さえ持てば、自分自身の
魅力を多くの人に知らせることができるでし
ょう。

☞【今はなんでも個人が営業できる時代。しかもスマホひとつで。でも簡単ではないな】

 

💡もちろん、一つのジャンルが独自性を持つのは素晴らしいことです。しかしジャンルごとに孤立するのは考え物。異質なものと触れ合ってこそ刺激を受け合い、さらに良いものが生まれるのだと思います。

☞【自分と違うもの、好みではないものを受け入れるのは難しそう。でもそこから新しいものが生まれるんだよな】

 

💡皆が立ち止まっているタイミングで、自分だけは動く。これが次への布石であり、「頭ひとつ出る」秘訣です。

☞【絶対にそうおもう!人がやらないときに、どれだけやれるか。必ず結果に差がでる】

 

💡数学ができる人を見ていて時々感じるのは、「この人はどんな公式も、丸覚えではなく『理由』がわかっているのだな」ということです。 公式を分解して、なぜこのプロセスを踏むのかを考えてみると、数学の本質的な仕組みを理解できることがあります。仕組みがわかれば、いくつもの解法が見えてきます。
自分なりの工夫で、ユニークな解法を編み出
すことも可能でしょう。

☞【こうゆうものだの丸覚えは試験対策にはいいけど、応用がきかないし、ものごとの本質を見抜く力が養われない】

 

💡日本人は積極的に自分をアピールできないということがしばしば問題視されますが、問題は実はその前段階、アピールしようと思うような「自分の見解」がそもそもないのではないでしょうか。

アウトプットの前に、まずは、考える力をつ
けましょう。

アピールすることへの抵抗が薄れてきたら、
「内容」にも注目しましょう。 何かを話すとき、どんな内容が聴き手の心をつかむのか。その答えは「ストーリー」です。

☞【耳が痛い。アピールの前、考えていない。確かにそうかも。自分の見解をもつ習慣ができていない】

 

 

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【実践】
🏃「したいこと・そのために必要なこと」タスクを作成してみる。

🏃すきま時間にやれることを決めておく。

🏃ものごとの「理由」を追求し理解する。

🏃自分の見解を持つ。ニュース、新聞、などの情報について、自分なりのコメントを考える。