本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

本が教えてくれた「ストレス」というもの

ストレス(緊張)は本来、悪いものではなく、命を守る良いシステム。

 

はるか昔、人間は危険な動物達が住む自然界の中で狩猟をして生きていた。

そこは、いつも危険と隣り合わせ。

ストレスは脅威に対する反応。

危険な動物に遭遇したときに、すぐに行動「闘争か逃走か」に移せるように、

体にあらゆる反応をさせる。

俊敏な動きや力を発揮させるため、筋肉に大量に血液を送り込む。

そのため、体のポンプを起動させ、拍動を強く早くさせる。

ストレス(緊張)を感じると心拍数があがりドキドキするのはこのため。

 

そして目の前の危険に集中し、その他のものへの意識を後回しにさせる。

集中力が高まった状態。

いわば目の前の「闘争か逃走か」以外のことを放棄してしまう。

ストレス(緊張)を感じていると、食欲がなくなったり、お腹の調子が悪くなった

り、吐き気を感じたり、不眠になるのもこのため。

体は今、危険な状態にあると判断しているから、休息や消化どころではないのである。

それどころか、意識をはっきりさせて、体の中も軽くさせておく必要がある。

 

現代では命の危険を脅かすほどのストレスにさらされることは余程ない。

ただしそこまで強くないストレスではあるが、長くその状態にさらされる傾向にある。

 

このような「闘争か逃走か」といった、緊迫したスイッチが入り続け、エンジン全開の状態が長く続けば当然、精神的にもつはずはない。

 

機械も人も同じ、高負荷で長く運転させれば、機械は故障して動かなくなる。

人は、無気力になり、疲労感により何もできなくなる。起き上がることさえもでき

ない状態となってしまう。

 

短期的には意識を集中させ、運動能力を高め、高パフォーマンスを発揮させる力と

なるが、長期的となると、それが逆に負担となり害となる。

 

そうはいっても、現代の人間の体は、危険と隣り合わせの狩るか、狩られるか、

の中、暮らしていた時から、長く時間が過ぎて時代が変わったのと同じで、人間の

体も変わったと思うかもしれないが、我々、元をたどれば猿の時代から進化して生

きて今がある。

長い進化の歴史でみれば、生活様式が変化した年数はそれほど長くはない。

そして人間の脳は長い時間をかけて変化、進化している。

今の我々の脳は基本的な部分は昔のままなのである。

 

蛇をみて身の危険を感じドキッと反応するのも、気味が悪いというのもあるが、

本能的な反応だろう。

今の時代なら、蛇に命を奪われるよりも、車に命を奪われることのほうが、よっぽ

ど多い。脅威を感じるなら、蛇より車だろう。

それでも、蛇に体が反応するのは、元々刷り込まれた脳の記憶、本能が昔のままで

ある証拠にもなる。

 

「不安」もまたストレスと同様に「闘争か逃走か」が働く。

ストレスは脅威そのものに対する反応。

不安は脅威になり得るものに対して起こる反応(起きるかもしれないという脅威)

 

将来起こりうるものに対しての警告であるため、不安は計画を立て集中するのを

助けてくれる。

 

ストレスの影響を知り、コントロールすることで、害ではなく味方にできれば、

現代のストレス社会も力強く生きていきられるかも。

 

 

 

最後にストレス(緊張)がもたらす影響を整理する。

 

精神的に落ち着かない:その場から離れたい、逃げたいという反応。

身体が落ち着かない:「闘争か逃走か」の反応をしているため、目の前に敵が

            いなくても動こうとする反応。

疲労:警戒状態にて大量のエネルギーを消費する。

お腹の不調:「闘争か逃走か」を優先し食べ物の消化吸収を後回しにする。

吐き気:胃を空にすることで素早い動きをとろうとする。

口の渇き:「闘争か逃走か」に備え、血液が筋肉に集中する。唾液は血液から

      水分を取り出すが血液が少なくなることで口が渇く。

汗をかく:「闘争か逃走か」のため体を温める。温まった体を冷やそうと汗をかく。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題解決方法が知りたい人にはこの一冊

【問題解決プロフェッショナル「思考と技術」】

【著者】
✏斎藤嘉則


問題解決の手順書。


マッキンゼーコンサルの著者が、惜しみなく、仕事、プライベート関係なく発生する問題、課題解決に使える手法を教えてくれる一冊。

問題解決への手順、手法とツール。
モレなく、無駄なく、説得力のある資料作りもできる雛形も有り。

問題解決の大変ありがたい教科書。

 

【主な内容のポイント】 


問題解決のための2つの思考

「ゼロベース思考」
既成の枠にとらわれない、顧客にとっての価値はなにか、求めているものはなにかを一番に考える。

 

「仮説思考」
結論の仮説、理由の仮説を立てる為、
SO WHAT?(だから何なの)を何度でも繰り返す。

変化の早い今の時代、「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する。
考えるのに時間をかけ過ぎると、答えがでた頃には環境は変わってしまっている。


2つの技術
MECE(ミッシー)」
ロジックツリー作成の準備。
モレやダブリを防止する。


「ロジックツリー」
問題を抽出して、深堀し、具体的な解決策を追求する技術。
ツリーの並びをMECEを併用してモレ・ダブリをチェック。

 


【感想】
📝これは一生使えるテキスト本! この思考とツールは直ぐにでも使える。
しかし内容が実に伴うかどうかは自分次第。
 問題、課題が発生するのは仕事場だけではない。
プライベートでも発生する。
 その時その時でこの方法を使ってトレーニングを積んでいけば、精度も上がり、問題解決方法の幅も広がるだろう。

文問題解決能力はどの業種、世界でも必要とされる能力。
この能力を身につければ、必ず誰かの役にたてるはず。

 

「誰かのために、この問題解決をしようと思うのなら」。

相手が何を求めているのかを考える。自分の都合は後回し。

これまでの自分の成功体験や実績、プライドなんて相手には関係ない。

相手が抱えた問題をいかに望む形で解決するか。

それが大事だ。

 

先ずは相手の話をしっかり聞き、そこから見える可能性や問題点を抽出して、「MECE(ミッシー)」で整理する。

そこから「ロジックツリー」を活用し見える化し、どのような対策ができるのかを考えていく。

その中から、行動に移せそうな、現実的なものに絞っていき、結論を相手に提示する。

曖昧な返答は望まれない。

これらのツールを活用して導き出した結果を伝える。

やってみよう!


また、このロジックツリーは文章作成にも大きなヒントになる。

伝えたいことの整理がついて、話の大分類、中分類、詳細と構成しやすくなりそう。
モレ・ダブリをなくし伝えたいことの的を絞って簡潔にまとめられそう。

早速試してみよう。

 

この本に出会えたのはとても嬉しい。

そしてこの、2つの思考と2つの技術

他にも応用がききそうだ。

「ゼロベース思考」「仮説思考」「MECE(ミッシー)」「ロジックツリー」



本が教えてくれた「大人の学び」ということ

子供のうちは勉強が本業。
求めなくてもさまざまな教科の知識を与えてくれる。
「受動的な学び」。

大人は仕事をして稼ぐのか本業。
勉強は自ら求めていかないと、誰も与えてくれない。
「能動的な学び」。

「受動的な学び」から「能動的な学び」へ!
学生の時期を卒業して、これで勉強、テスト、成績から開放されると喜びを感じたかもしれません。

しかし大人になっても別の形でテストや成績は現れます。
そしてそれは評価、収入として実影響をもたらします。
学びを止めるか、継続するかで、その後の人生も変わってくるといっても過言ではありません。

もう学生のように「誰も勉強しなさい」と言ってくれる人も、黙っていても授業をしてくれる環境もありません。
当然です。
全て自己責任の大人ですから。

学ぶ者と学ばない者との格差は今後ますます開いていくと言われています。

それはそうですよね。
学びは決して無駄にはならない。必ずその人の知識となり力となる。
その能力,知識の差は人間関係、生活力、経済力、仕事の成果、収入にも現れます。
きっとプラスに働きます。
努力は報われます。

学ばなければ、現状維持。
それまでの知識、経験で優位にたっていたとしても、一歩ずつでも成長していく人には必ず追い越されます。

童話のうさぎとカメの競争のように。

この一歩ずつでも進むのかどうかが違いがでます。
ただの一歩、時間で1日30分~1時間。
それでも大半の大人はこう言うのではないでしょうか。

「時間がない」。

確かに時間がないのかもしれません。
毎日遅くまで仕事して、休日も仕事を持ち帰ることも。

ただそれでも本当に1日のうち30分~1時間の時間はつくれないでしょうか?
1日の起床から就寝までの時間、自分がなにをしていたか振り返ってみたら、意外と、何もしない、もしくは生産性のない時間を過ごしているときはあるのではないでしょうか?

 

ただテレビをずっと観ている。
お酒をずっと飲んでいる。
スマホをずっと触っている。
朝ギリギリまで寝ている。

これらが悪いことでは当然ありません。
仕事が終われば、気を緩めて当然のんびりリラックスしたいものです。

ただこの時間の内30分でもつくれないかというと、そうではないはず。
その少しの時間を確保して学びにつなげてはみては、いかがでしょうか?

学びを始めてみると、仕事に生きるヒントやアイデアが生まれることもあります。そうすることで、仕事がもっと効率的に進められて、これまでよりも早く片付けられるなんてこともあります。

1日30分の消費でそれ以上の時間を生み出すことができるのです。

学ぶ方法はなんでもいいのです。
今はオンライン・オフライン問わず、環境もよく質の高い学びが無料で受けられます。
セミナー、You Tube、本、これらだけでも十分なほど学べます。

先ずは、隙間時間の30分~1時間で考えるとYou Tube「本」がいいと思います。
いつでも始めて、いつでも終われる。

そのうち私は「本」をお勧めします。
本は図書館で借りて読めばお金も掛かりませんし、たくさんのジャンルから選ぶことができます。

本は、出版する人達は売らなければいけません。
そうすると当然、本の中身は内容が濃くなければなりません。
伝える情報を出し惜しみした内容では、買った人にとっては物足りない本であり、次からこの著者の作品は参考にならないなと、買ってもらえません。

ですから、基本的に1冊1冊、無駄なくポイントを凝縮した内容となっています。
著者の学びや経験から効率的にまとめられた本を読むということは、自分が進むべく道の地図を渡されたようなものです。

漠然とした方角しかみえてなかった状態で進むより、時短できてリスク回避もできます。

そうして要点が凝縮された本を1冊2冊と読んでいくと、普段の生活や仕事に活かせる情報、手法がいくつも見つかります。

その効果を体感すると、学ぶということの大切さや素晴らしさが分かってくると思います。

大人だって、まだまだ成長できます。
思わぬ世界や自分の才能に遭遇し、考えもしなかった人生の、転機も訪れるかもしれません。

大人の学びは「能動的」に。大人の学びは「能動的」に。
今より毎日が楽しくなります。

自尊心がテーマのジェリー・ミンチントン作品「うまくいっている人の考え方」

自分に自信が持てない人、物事をポジティブに考えていきたい人には、おすすめの1冊。

この作品は自尊心を養ってくれます。

 

◆タイトル・著者◆ うまくいっている人の考え方・ジェリー・ミンチントン(訳)弓場隆



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【キッカケ/学び】
📚成功者の思考や経験など知りたくて、これまでも何冊かよんできた。
 成功者=事業成功者として受け止めて、その方達から何か学べればと思い読んでいた。
今回のタイトル「うまくいってる人」って、何をもってうまくいっている人なの?よくわからないが、「人生の達人になるヒント100」「50万部突破のベスト&ロングセラー」という文言から支持されている本であるから面白いのかなと半信半疑で読んでみた。



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【内容】
📖「自尊心をどう高めるか」をテーマに自信、人との関わり、成長、失敗などについて100のヒントが収録されている。

他人と比較しない、自分は自分、個性である、他人と比べても意味がない。
これらが100のヒントの中に特に、中心的になっている。

自尊心を高めて充実した明るい人生を送るためにと書かれた本。

 

 



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【感想】
📝自分の価値を認める、評価する、好きになる、これらについて自信がない人、どうすればいい?と悩んでいる人にはとても良いヒントになると思う。

少し勇気が必要なることもあるかも知れないが、実践できれば自由で楽しい生き方になるのではないかな。

私は元々、根拠無い自信とドライな人付き合いでもある性格もあり、実践している部分が多々あった。

もちろんこの本にもあるように迷惑をかけない程度ではあるが。

私にとってはこの本に書かれていることが、特別な事のようにも思えなかったりするが、賛否両論な部分もあるのだろうな。

でも自分が傷ついてしまうようではよくない。
自分をまず一番に置き、自分にゆとりがないと他人にも優しくする余裕がなくなってしまうから、自分を大切にすることが一歩ではないかな。





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【学び/印象的な言葉】

💡すべての失敗は、学ぶための絶好の機会である。そう考えることが賢明な態度だ。

 

「失敗からは何がいけなかったのか、失敗後の処理方法とが学べる」

 

 

💡他人の意見を優先すればするほど、自分の生き方を選ぶ自由を失う。

 

「周りに合わす生き方より、自分の生き方を貪欲に追いかけてもいい。」

 

 

💡あなたは礼儀正しさや、さわやかな態度だけを心がけていればいいのであって、自分のしたいことを犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない。

 

「礼儀正しさと、さわやかな態度は人付き合いには絶対に欠かせない。
ただ自分を犠牲にする必要はないけど。」

 

💡人は自分を基準にして他人を判断する。だから、自分に対する他人の評価はまちがっていることのほうが多い。

 

「他人の評価なんて気にしない。自分の評価は自分でする。」

 

💡他人の行動はときとして理解しづらいことがある。裏を返せば、あなたの行動だって、他人にとっては理解しづらいことがあるのだ。

 

「気をつけないと。でも誰かに迷惑掛けることでなければ大丈夫かな。」



💡自分は個性的な存在だ。だから、他人と比較しても意味がない。

 

他人と比較してもしかたがない、同じ基準がないのだから。自分は自分。

 

 

💡他人を自分の思いどおりに変えようとして時間を浪費するよりも、自分の態度を変えたほうが、てっとり早くて現実的、しかも長続きするということだ。

 

「他人を思い通りにしたいとも思わないし、自分の態度を変えてまで?とも思ってしまう。」

 

 

💡特定の人たちを実際以上に偉い人間だと考えているのは自分なのだから、その人たちを実物大に戻すのも自分だ。
他人が自分と異なっているからといって、その人がそれだけ偉いということにはならない。私たちはみんな、しょせん人間なのだ。

 

「偉いのなんて、その所属している組織内でのこと、世間的には一人の人間。
人間同士に上も下もない。」




💡能力や所有物は自分の価値とは関係ない。存在そのものに価値があるのだ。

 

「存在そのものに価値がある。無駄な存在なんて誰一人いない。」

 

 

💡わざと犯したわけではないのだから、自分のミスはすべて許す。それが賢明な生き方だ。

 

「自分のミスは許す。でもしっかり反省する。
同じことをしないように。」

 

 

💡他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。

 

「他人を悪く言う自分の姿も悲しいものだ。」
 

💡自分の感情は自分の責任。他人の感情は他人の責任。

 

「他人の感情には流されない、自分の感情には責任をもつ。」

 

 

💡他人から期待されている人生ではなく、自分が望む人生を歩むことが大切だ。

 

 

「親の期待、周りの期待より自分の道を進む。
どの道を行こうが自分の責任。」

 

 

💡ごく一部の人だけが重要な存在だ、とあなたは思っているかもしれない。
しかし、それは違う。あなただって重要な存在なのだ!

  

「そう!誰もが一人一人が重要な存在。」

 

 

💡あなたは自分が世の中から「浮いている」と感じたことはないだろうか?しかし、そう感じても別にあわてる必要はない。なぜなら、あなたは他の誰とも異なっていて当然だからだ。

 

浮いているのだろうなと思っても気にしない。自分は自分だから。

 

 💡「人生は不公平だ」とぼやいている時間があったら、自分にできることをして、よりよい未来を切り開く。

 

「どうしようもないことは考えてもしかたがない。できることをやる。

 

 

 💡他人が私たちの心を読んでくれることを期待してはいけない。それは願望と現実を混同している。

 

「他人の心は読めない。それは相手も同じこと。」

「まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく」あなたは誰かを見ていますか?あなたは誰かに見られていますか?

誰かのために何かできないか?

自分の存在って?

そんな気持ちを持っている方。

読むといいかも。

 

◆タイトル・著者◆「まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく」
ボブ・トビン(著)
矢島麻里子(訳)               
 
 

【内容】
周りの人達にポジティブな影響をあたえる。
自分のためだけではなく、人の人生を豊かにすることが、自分の幸福につながるということが学べます。

3つのポイントを意識して実践していくことで、周りの人達の人生を豊かにすることができる。
・ポジティブな影響を与えることを優先する。
・まわりの人たちに目を向ける。
・今すぐに行動を起こす。

人を幸せにするとういうことは、自分の心を豊かにし、幸せにすることでもある。

そんなことを7章、72項目に分けて教えてくれています。

 

 
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【感想】
これまで、自分を大切に、自分を守ること自分のやりたいこと、自分の生き方、自尊心をテーマにした本を読んできた。

元々、他人より自分を優先する考えでいた私にとっては、周りにポジティブな影響を与える、人を励ます、応援するということは、あまりしてこなかった。

このまま年を重ねていったときに、振り返ってみたら、誰にも影響を与えていない、誰も見えていない、誰からも見られていない存在になってしまう。

そんな感じを与えてくれて、目を覚まさせてくれた内容でした。

自分の気持ちにゆとりがもてるなら、周りの人をポジティブに前向きになる行動をしないといけないかなと思い直した。

皆さんはどうでしょう?
まわりに影響を与えられる存在となっていますでしょうか?
自分のためだけではなく、他者のためになれることできていますでしょうか?

ルフレッド・アドラーさんも人生の意味は他者への貢献だと語っていました。

これからは自分の経験や学んできたことを、周りの人達の役にたつような活動がしていけるといいな。

また、この本の中でとても印象的で、ハッ!と気付かされたこと、そして南アフリカの挨拶の意味がとても素敵で、感動しました。


一緒にいるのに目の前の人が見えていない。見ていない。
それが自分の家族、子供、恋人でも同じ。
スマホ片手の相手を見ない会話。それは相手が存在していないのと同じ。

目の前にいるのに透明人間。
相手からすれば自分もそうだ。
とても寂しいことであり、子供達には受け継がせてはいけない習慣。

しっかり相手と向き合って、相手を見て、話をしなければいけない。

この本はとても大切なことを教えてくれた。

 
 
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【学び/印象的な言葉】
 

💡あなたの存在自体がポジティブな影響をもたらすこともあります。あなたの働き方や生き方が、誰かの手本やヒントになるような場合です。あなたの仕事ぶりや生き方に魅力を感じたとき、人はあなたのような働き方や生き方をしたいという気持ちになるかもしれません。

 

「この言葉はとても勇気がもらえる。
自分の存在自体を肯定してくれている言葉。
元気になる」

 

 

💡この質問をする理由は、あなたの強みは人にポジティブな影響を与える手段の一つだからです。もしかしたら、長い間活用していない強みもあるかもしれません。

あなたは何に詳しいですか?
■ どんなスキルがありますか?
■ あなたにはどんな個性がありますか?
■ あなたにしかできないことは何ですか?

自分の強みを認めることが自信につながります。そして、その自信があなたの影響力を高めます。

 

  

「強みといえる程のレベルなのか分からないけれど、何もないわけではない。
誰かをポジテイブにできるかな」

 

 

💡起業家になるのに自分の会社を立ち上げる必要はありません。誰でも、たとえ大きな組織のなかにいても、起業家になれます。取り組みが必要なことを見抜き、行動を起こす人は、誰もが起業家なのです。

 

 

「組織内にいて企業とは考えたこともなかった。
所属する会社の必要になることを能動的に考え、行動することが大事」

 

 

💡人を励ましてください。そうすれば、相手は新しいことを始めたり、前へ進むことができます。身動きのとれない状態から一歩踏み出せます。

 

 

「この、人を励ますといったことが、とても苦手だ。
慣れていないから、しらじらしくなってしまいそう」

 

 

💡人に関心を持つことは、人の関心を引くよりも大事です。

 

 

「憧れる人や興味のある人には、とても関心を持つ。
関心を持ち少しでも自分もその姿に近づけるようにする」

 

 

 💡自分に関心を示し、生活の様子を尋ね、話を聞いてくれる相手がいるだけで救われるという場合もあります。つまり、まわりの人たちに目を向け、大丈夫かどうか確かめるだけで力になれるのです。常に可能とは限りませんが、あなたの行動で誰かの命を救えるかもしれません。

 

 

「最近、周りに心の病に罹る人達が増えた。話を聞くことだけでも気持ちを楽にさせられるなら、私にもできる。積極的に声を掛けてみよう」

 

 

💡ほめるときは、主語を「あなた」ではなく「私」にするのがベストです。「私は、あなたのCFOの質問への対応がとても気に入りました」と言うほうが、「あなたはCFOの質問に見事に対応しましたね」と言うよりも、相手は受け入れやすくなります。

 

 

「褒め方にもコツがあるのだな。
「あなた」でなく「私」を意識して褒めてみよう」

 

 

💡指示するより質問するほうが、よりよい意思決定につながります。士気も上がります。意思決定に関わっている実感を相手に与え、相手の意見を尊重している姿勢を示すことができます。

 

 

「会社内は指示待ちの人が多い気がするけれど、実は遠慮しているだけなのかな?
質問するようにして、意見をだしやすくしてみよう」

 

 

💡人を見ているとき、あなたは相手の自尊感情を高めています。自分を透明人間のように感じたい人はいません。あなたが目を向けると、相手は気分がよくなります。
南アフリカの北ナタール族の人々は、毎日「Sawa Bona」(私はあなたを見ています)と言ってあいさつします。相手は「Sikhona」(私はここにいます)と応じます。こうした人々の間では、人は誰かが見るまで存在しません。あなたが相手を見るこで、相手を存在させるのです。まさに「あなたが私を見るから、私は存在するようにな
り、私はここにいる」というあいさつのとおりです。

あなたも人と会うときや話を聞くときに、相手の目をまっすぐ見て応えることができます。相手を見てください。しっかりと目を向けて、まっすぐに応対してください。
あなたが相手の目を見てあいさつすれば、相手の存在を認めていることになります。
すると、相手は透明人間ではなくなり、あなたも感謝されます。

 

  

「この本で一番印象に残ったこの言葉。
家族ですら、ちゃんと見ていなかった気がする。いやスマホ片手でみていなかった。
絶対にやめよう。相手と話すとき、誰かといるときは、ちゃんと相手を見て、存在させる」

 
 
💡世界で最も深刻な健康危機が何かを聞いたら驚くかもしれません。
それは、ガンではありません。
オバマ大統領の下で公衆衛生局長官を務めていたヴィヴェック・マーシー博士によると、それは孤独です。孤独は流行病です。私たちは、人類の歴史上、技術的に最も他者とつながった時代に生きていますが、1980年代以降、孤独を感じる人の割合は倍増しています。
 
 

「技術的にはこれほど繋がっているのに、そばにいても相手を見ていないのと同じで
心は離れてしまっているのかも。
技術は使いよう、人とちゃんと繋がる使い方にしないと」

 

 

💡その状況が、あなたからではなく、本人からどう見えているかを想像してください。あなたにとって同じ状況が苦にならなかったとしても、本人のとらえ方はまったく違うと考えましょう。

 

「つい自分の視点で物事をみてしまう。相手の視点に立って見てみないと」

 

 

 

 

不満のない生活なのに、何か物足りなさを感じている人は読んでみるといいかも

 

本の紹介コメントが目にとまりたまたま読んでみたこの本。
漠然と成功=金持ちになることを若いときに目標に抱いていた人。
でも、普通の生活を過ごし年をとり大人になった人。
不満のない生活なはずなのに、何か物足りなさを感じている人
読んでみてはいかがでしょうか?

的をつかれグサリとくることがあるかも。

 

◆タイトル・著者◆ 上 京 物 語 / 喜多川 泰

 

【内容】
📖漠然と成功=金持ちになることを夢みて上京する息子に宛てた父からの手紙。
父が書いた物語にでてくる祐介のようにならないように、息子、祐輔に伝える、
やぶるべき5つの常識の殻。

東京駅に着くころには祐輔の中に変化が。



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【感想】

📝冒頭の祐介の人生は、すごく気持ちがわかる。
おそらく私だけではなく、大人になった世の男性で、会社員としと働き一般的な生活を過ごしている人達は共感できるのではないでしょうか。

その後に続く父の手紙は、的を得ていてグサリとくるものでした。


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【学び/印象的な言葉】

💡幸せな人生を送るためには、自分だけの価値観を持って、それに忠実に生きなければならない。他の人が持っていても、自分の人生に必要なければ追い求めない。逆に誰も持っていないものであっても、自分の人生に必要ならば、何としてでも手に入れる。そういった自分なりの価値観を持つ必要がある。他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せを感じるようにできているんだ。 

「他人との比較で優越感、劣等感を抱いても何の意味もない。
自分に何が必要なのか、なにをするべきか自分の価値観をしっかりと持たないと」

 

💡安定も幸せと同じように、あくまでも心の状態だ。つまり、何も手に入れなくても得ることができる。本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のことをいうんだ。

 

「安定も幸せと同じように心の状態。つい、安定や幸せというとお金持ちになることと考えがちだけど、そうではないんだ」

 

💡成功する人というのは、今この瞬間からでも、やりたいことを始められる人なんだよ。

 

「やりたいことも、リスクがある大きな一歩が必要なものは、なかなか踏み出せない」

 

💡おまえが本当に成功を手に入れたいと考えているのなら、どんなに面倒であろうとも、頭を鍛え続けることを放棄してはいけない。それを手放してしまったときからおまえの人生は、守ってもらうために支配される側になってしまうからだ。一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなければならないんだ。

 

「行動にはなかなか移せないかも知れないけど、頭を鍛える、やりたいとおもう事への勉強は止めない」

 

💡自分が一生をかけてやりたいと思えることは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。 

  

「自分にはこれだ!というものがまだ漠然としている。
真剣に取り組んでいるかというと、自信がないな」

 

💡やりたいことというのは、自分が世の中の人の役に立てると自信が持てること、それを通じて人を幸せにできると思えるものの中にこそあるんだ。

 

「人が生きる意味は他社への貢献と、アルフレッド・アドラーさんも言っている。
人を幸せにできる力、私には何があるかな」

 

💡つまり、誰よりも多くの成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人でしかない。同時に、誰よりもたくさん失敗を経験してきている。

 

「挑戦して失敗して、それでも諦めずに続けられた人が成功を手にするんだ」

 

💡挑戦する勇気を失った者は、幸せな人生をも失ってしまう。

 

「挑戦にもよるな。家族の生活にも影響するようなことは、なかなか挑戦するのに踏み出せない」

 

💡多くの人は、はじめに予想したとおりの結果が手に入ることを成功、予想どおりにいかないことを失敗と呼ぶ。でも、本当にそうだろうか?思ったとおりに事が運んだのがそもそもの不幸のはじまりだったということもあれば、起こってほしくないと思っていたことが、実は自分の人生にとって一番必要な経験だったということもある。そう考えると、挑戦したことによって手に入る経験はすべてが財産だということがわかる。その経験が、おまえを成功の人生へと導いてくれるんだ。

 

「予想とおりの結果が手に入るものは、そもそも挑戦ではなかったのかも」

 

 

💡普通の人が失敗と呼んでいる出来事こそが、人生に感動や感謝、新しい出会いといった、幸せな人生を送る上で必要なものすべてを運んでくれるんだ。

 

「新しいことに挑戦することで、新たな人達との出会いも生まれる。確かにそれは人生にとってとても意味のあるものだ」

 

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【実践】

「自分が一生をかけてやっていきたいことってなんだろう?
今、様々な本を読んで学んでいるのは、なんのためだろう?
もう一度、自分のやりたいこと、仕事にできることを考え直してみよう。」

 

 





ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の「超・独学術」 読了

【タイトル】
📕ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の「超・独学術」

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【著者】
✏廣津留すみれ

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【キッカケ/学び】
📚ハーバードを主席で卒業と「天才?」と思える人の独学術ってどんなもんなんだろうと、とても興味が湧き読んでみた。

独学法だけでなく、国、国民性による求められる力、評価基準の違いも学べる。

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【内容】
📖日本とは違う文化と、世界に冠たる人物を育成する大学の中で、どのように考え、結果をだす方法をとったのか、著者の経験より、いかに効率的に大きな成果を生む方法について書かれている。

また、日本とは違う自己主張と合理的に結果を追う姿なども描かれていて、グローバルな環境では、日本人の奥ゆかしさ、謙虚さが時に仇になることについても教えてくれている。

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【感想】
📝やはり人並み以上の成果をだす人は、人並み以上に努力をしている人なんだ。逆に、天才という生まれ持った才能がもともと違う、ということではなく、普通の人が普通の人以上に努力をする結果だということを学んだ。

計画を立てる、継続する、反復する、時間は自分でつくる。
大きな成果を上げる人には共通すること。これまで読んできた本にも同じようにでてくるものだ。

誰にでもできそうで、できない継続するということ。
皆平等に与えられた、1日24時間という中で、いかに時間を有効に使い、最大限の結果をだす方法を考え、実践することはとても大事。

それなだけに、人の時間を奪うという行為は、人生を奪うのと同じと言われるのもわかる。

この時間の中で本文にもある「皆が立ち止まっているタイミングで、自分だけは動く」他社以上に努力する。

そんな気持ちを持続してきたからこそ、著者は、この1流の中でも主席での卒業ということを成し遂げられたのだとおもう。

また、知識だけがあっても評価されない。
自分をアピールして、その能力を周りに積極的に現さないと評価がされない。
何もできない人となってしまう。

アピールが苦手な日本人。アピールする前に、自分の考えをもっているのか?グサリとくる一言だった。

日本の会社も考え方がグローバル化されて同じような評価基準になってくるから、養うべき必要な能力となってくる。

こうした厳しい環境下で努力をしている人を知ると、なんだか自分もやらなければと前向きになれる。

読んでみてよかった。


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【学び/印象的な言葉】

 

💡 タスクを「したいこと・そのために必要なこと」に絞り込めば、熱意が追い風になって、時間を濃く使えます。

☞【やらないといけないこと、ではなく、したいことをタスクにするのは楽しくなるかも?また必要なことを書くのがポイントだな】

 

💡「5分空いた時間ができたら何をする」「 30分できたら?」「1時間できたら?」など、すきま時間の長さごとの「セット」をあらかじめ決めておくのはとてもおすすめです。

5分を漫然と過ごさず、何か意味あることをしよう、と決めて実践していました。

☞【すきま時間にやることを決めておく。「ついスマホ」がなくなっていいかも。】

 

💡 何かを始めるとき、視界に入る範囲だけでも軽く片づける。単純ですが即効性の高い集中術です。

☞【集中力あげるのに一番簡単で効果的。スマホは絶対置かないようにしないと】

 

💡ライバルに勝ちたい思いが推進力になることはもちろん事実ですが、嫉妬に駆られて本来の方向性を見失ったり、負けたら過剰に意気消沈したり、といった危険もあります。 ハーバード生は、私の知る限り、そうしたマイナス面にとらわれる人はいませんでした。人に嫉妬するヒマがあったら自分の勉学や活動に集中しよう、と皆が考えていたように思います。

☞【人に嫉妬なんかしてても時間のムダ。なんのプラスにもならない】

 

💡 SNSを使ってセルフブランディング
これはとりもなおさず、すべての人が「チャ
ンスへのアクセス権を持っている」というこ
とです。少しの勇気さえ持てば、自分自身の
魅力を多くの人に知らせることができるでし
ょう。

☞【今はなんでも個人が営業できる時代。しかもスマホひとつで。でも簡単ではないな】

 

💡もちろん、一つのジャンルが独自性を持つのは素晴らしいことです。しかしジャンルごとに孤立するのは考え物。異質なものと触れ合ってこそ刺激を受け合い、さらに良いものが生まれるのだと思います。

☞【自分と違うもの、好みではないものを受け入れるのは難しそう。でもそこから新しいものが生まれるんだよな】

 

💡皆が立ち止まっているタイミングで、自分だけは動く。これが次への布石であり、「頭ひとつ出る」秘訣です。

☞【絶対にそうおもう!人がやらないときに、どれだけやれるか。必ず結果に差がでる】

 

💡数学ができる人を見ていて時々感じるのは、「この人はどんな公式も、丸覚えではなく『理由』がわかっているのだな」ということです。 公式を分解して、なぜこのプロセスを踏むのかを考えてみると、数学の本質的な仕組みを理解できることがあります。仕組みがわかれば、いくつもの解法が見えてきます。
自分なりの工夫で、ユニークな解法を編み出
すことも可能でしょう。

☞【こうゆうものだの丸覚えは試験対策にはいいけど、応用がきかないし、ものごとの本質を見抜く力が養われない】

 

💡日本人は積極的に自分をアピールできないということがしばしば問題視されますが、問題は実はその前段階、アピールしようと思うような「自分の見解」がそもそもないのではないでしょうか。

アウトプットの前に、まずは、考える力をつ
けましょう。

アピールすることへの抵抗が薄れてきたら、
「内容」にも注目しましょう。 何かを話すとき、どんな内容が聴き手の心をつかむのか。その答えは「ストーリー」です。

☞【耳が痛い。アピールの前、考えていない。確かにそうかも。自分の見解をもつ習慣ができていない】

 

 

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【実践】
🏃「したいこと・そのために必要なこと」タスクを作成してみる。

🏃すきま時間にやれることを決めておく。

🏃ものごとの「理由」を追求し理解する。

🏃自分の見解を持つ。ニュース、新聞、などの情報について、自分なりのコメントを考える。