本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

自尊心がテーマのジェリー・ミンチントン作品「うまくいっている人の考え方」

自分に自信が持てない人、物事をポジティブに考えていきたい人には、おすすめの1冊。

この作品は自尊心を養ってくれます。

 

◆タイトル・著者◆ うまくいっている人の考え方・ジェリー・ミンチントン(訳)弓場隆



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【キッカケ/学び】
📚成功者の思考や経験など知りたくて、これまでも何冊かよんできた。
 成功者=事業成功者として受け止めて、その方達から何か学べればと思い読んでいた。
今回のタイトル「うまくいってる人」って、何をもってうまくいっている人なの?よくわからないが、「人生の達人になるヒント100」「50万部突破のベスト&ロングセラー」という文言から支持されている本であるから面白いのかなと半信半疑で読んでみた。



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【内容】
📖「自尊心をどう高めるか」をテーマに自信、人との関わり、成長、失敗などについて100のヒントが収録されている。

他人と比較しない、自分は自分、個性である、他人と比べても意味がない。
これらが100のヒントの中に特に、中心的になっている。

自尊心を高めて充実した明るい人生を送るためにと書かれた本。

 

 



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【感想】
📝自分の価値を認める、評価する、好きになる、これらについて自信がない人、どうすればいい?と悩んでいる人にはとても良いヒントになると思う。

少し勇気が必要なることもあるかも知れないが、実践できれば自由で楽しい生き方になるのではないかな。

私は元々、根拠無い自信とドライな人付き合いでもある性格もあり、実践している部分が多々あった。

もちろんこの本にもあるように迷惑をかけない程度ではあるが。

私にとってはこの本に書かれていることが、特別な事のようにも思えなかったりするが、賛否両論な部分もあるのだろうな。

でも自分が傷ついてしまうようではよくない。
自分をまず一番に置き、自分にゆとりがないと他人にも優しくする余裕がなくなってしまうから、自分を大切にすることが一歩ではないかな。





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【学び/印象的な言葉】

💡すべての失敗は、学ぶための絶好の機会である。そう考えることが賢明な態度だ。

 

「失敗からは何がいけなかったのか、失敗後の処理方法とが学べる」

 

 

💡他人の意見を優先すればするほど、自分の生き方を選ぶ自由を失う。

 

「周りに合わす生き方より、自分の生き方を貪欲に追いかけてもいい。」

 

 

💡あなたは礼儀正しさや、さわやかな態度だけを心がけていればいいのであって、自分のしたいことを犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない。

 

「礼儀正しさと、さわやかな態度は人付き合いには絶対に欠かせない。
ただ自分を犠牲にする必要はないけど。」

 

💡人は自分を基準にして他人を判断する。だから、自分に対する他人の評価はまちがっていることのほうが多い。

 

「他人の評価なんて気にしない。自分の評価は自分でする。」

 

💡他人の行動はときとして理解しづらいことがある。裏を返せば、あなたの行動だって、他人にとっては理解しづらいことがあるのだ。

 

「気をつけないと。でも誰かに迷惑掛けることでなければ大丈夫かな。」



💡自分は個性的な存在だ。だから、他人と比較しても意味がない。

 

他人と比較してもしかたがない、同じ基準がないのだから。自分は自分。

 

 

💡他人を自分の思いどおりに変えようとして時間を浪費するよりも、自分の態度を変えたほうが、てっとり早くて現実的、しかも長続きするということだ。

 

「他人を思い通りにしたいとも思わないし、自分の態度を変えてまで?とも思ってしまう。」

 

 

💡特定の人たちを実際以上に偉い人間だと考えているのは自分なのだから、その人たちを実物大に戻すのも自分だ。
他人が自分と異なっているからといって、その人がそれだけ偉いということにはならない。私たちはみんな、しょせん人間なのだ。

 

「偉いのなんて、その所属している組織内でのこと、世間的には一人の人間。
人間同士に上も下もない。」




💡能力や所有物は自分の価値とは関係ない。存在そのものに価値があるのだ。

 

「存在そのものに価値がある。無駄な存在なんて誰一人いない。」

 

 

💡わざと犯したわけではないのだから、自分のミスはすべて許す。それが賢明な生き方だ。

 

「自分のミスは許す。でもしっかり反省する。
同じことをしないように。」

 

 

💡他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。

 

「他人を悪く言う自分の姿も悲しいものだ。」
 

💡自分の感情は自分の責任。他人の感情は他人の責任。

 

「他人の感情には流されない、自分の感情には責任をもつ。」

 

 

💡他人から期待されている人生ではなく、自分が望む人生を歩むことが大切だ。

 

 

「親の期待、周りの期待より自分の道を進む。
どの道を行こうが自分の責任。」

 

 

💡ごく一部の人だけが重要な存在だ、とあなたは思っているかもしれない。
しかし、それは違う。あなただって重要な存在なのだ!

  

「そう!誰もが一人一人が重要な存在。」

 

 

💡あなたは自分が世の中から「浮いている」と感じたことはないだろうか?しかし、そう感じても別にあわてる必要はない。なぜなら、あなたは他の誰とも異なっていて当然だからだ。

 

浮いているのだろうなと思っても気にしない。自分は自分だから。

 

 💡「人生は不公平だ」とぼやいている時間があったら、自分にできることをして、よりよい未来を切り開く。

 

「どうしようもないことは考えてもしかたがない。できることをやる。

 

 

 💡他人が私たちの心を読んでくれることを期待してはいけない。それは願望と現実を混同している。

 

「他人の心は読めない。それは相手も同じこと。」