本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

本が教えてくれた「大人の学び」ということ

子供のうちは勉強が本業。
求めなくてもさまざまな教科の知識を与えてくれる。
「受動的な学び」。

大人は仕事をして稼ぐのか本業。
勉強は自ら求めていかないと、誰も与えてくれない。
「能動的な学び」。

「受動的な学び」から「能動的な学び」へ!
学生の時期を卒業して、これで勉強、テスト、成績から開放されると喜びを感じたかもしれません。

しかし大人になっても別の形でテストや成績は現れます。
そしてそれは評価、収入として実影響をもたらします。
学びを止めるか、継続するかで、その後の人生も変わってくるといっても過言ではありません。

もう学生のように「誰も勉強しなさい」と言ってくれる人も、黙っていても授業をしてくれる環境もありません。
当然です。
全て自己責任の大人ですから。

学ぶ者と学ばない者との格差は今後ますます開いていくと言われています。

それはそうですよね。
学びは決して無駄にはならない。必ずその人の知識となり力となる。
その能力,知識の差は人間関係、生活力、経済力、仕事の成果、収入にも現れます。
きっとプラスに働きます。
努力は報われます。

学ばなければ、現状維持。
それまでの知識、経験で優位にたっていたとしても、一歩ずつでも成長していく人には必ず追い越されます。

童話のうさぎとカメの競争のように。

この一歩ずつでも進むのかどうかが違いがでます。
ただの一歩、時間で1日30分~1時間。
それでも大半の大人はこう言うのではないでしょうか。

「時間がない」。

確かに時間がないのかもしれません。
毎日遅くまで仕事して、休日も仕事を持ち帰ることも。

ただそれでも本当に1日のうち30分~1時間の時間はつくれないでしょうか?
1日の起床から就寝までの時間、自分がなにをしていたか振り返ってみたら、意外と、何もしない、もしくは生産性のない時間を過ごしているときはあるのではないでしょうか?

 

ただテレビをずっと観ている。
お酒をずっと飲んでいる。
スマホをずっと触っている。
朝ギリギリまで寝ている。

これらが悪いことでは当然ありません。
仕事が終われば、気を緩めて当然のんびりリラックスしたいものです。

ただこの時間の内30分でもつくれないかというと、そうではないはず。
その少しの時間を確保して学びにつなげてはみては、いかがでしょうか?

学びを始めてみると、仕事に生きるヒントやアイデアが生まれることもあります。そうすることで、仕事がもっと効率的に進められて、これまでよりも早く片付けられるなんてこともあります。

1日30分の消費でそれ以上の時間を生み出すことができるのです。

学ぶ方法はなんでもいいのです。
今はオンライン・オフライン問わず、環境もよく質の高い学びが無料で受けられます。
セミナー、You Tube、本、これらだけでも十分なほど学べます。

先ずは、隙間時間の30分~1時間で考えるとYou Tube「本」がいいと思います。
いつでも始めて、いつでも終われる。

そのうち私は「本」をお勧めします。
本は図書館で借りて読めばお金も掛かりませんし、たくさんのジャンルから選ぶことができます。

本は、出版する人達は売らなければいけません。
そうすると当然、本の中身は内容が濃くなければなりません。
伝える情報を出し惜しみした内容では、買った人にとっては物足りない本であり、次からこの著者の作品は参考にならないなと、買ってもらえません。

ですから、基本的に1冊1冊、無駄なくポイントを凝縮した内容となっています。
著者の学びや経験から効率的にまとめられた本を読むということは、自分が進むべく道の地図を渡されたようなものです。

漠然とした方角しかみえてなかった状態で進むより、時短できてリスク回避もできます。

そうして要点が凝縮された本を1冊2冊と読んでいくと、普段の生活や仕事に活かせる情報、手法がいくつも見つかります。

その効果を体感すると、学ぶということの大切さや素晴らしさが分かってくると思います。

大人だって、まだまだ成長できます。
思わぬ世界や自分の才能に遭遇し、考えもしなかった人生の、転機も訪れるかもしれません。

大人の学びは「能動的」に。大人の学びは「能動的」に。
今より毎日が楽しくなります。