本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

学び効率が最大化するインプット大全

 


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 【著者】

✏樺沢紫苑

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【キッカケ/目的】

📚樺沢さんの本はとても参考になり分かりやすく実践的なので何冊か読んできたが、アウトプットについて書かれている印象があるが今回はインプットをとりあげていておもしろそうで読んでみた。

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【内容】

📖目次

1,インプットの基本法

2,科学的に記憶に残る本の読み方

3,学びの理解が深まる話の聞き方

4,すべてを自己成長に変えるものの見方

5,最短で最大効率のインターネット活用術

6,あらゆる能力を引き出す最強の学び方

7,インプット力を飛躍させる方法(応用編)

 

インプットとは「情報の入力」「入力(インプット)ではない」脳の中に情報がはいって(INする)情報が置かれる(PUTする)情報がインして、プットして初めてインプットといえる。

普段からたくさんの情報を浴びている現代で無駄なインプットは削除してどのようにすれば効果を最大限に活かせるのか。

なんとなく「読む」「聞く」「見る」をやめてアウトプットすることを意識して取り組むことで成果につながる。

本、ライブ、テレビ、人、旅、から得られるインプットや方法などが多数書かれている。

 

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【感想】


📝これまでアウトプットが中心だったので、新たな学びがたくさんあった。
質のよいアウトプットをするためには質のよいインプットが必要。

たくさんインプットして詰め込んでしまいがちだが量より質、いくら詰め込んでも何も残らないようでは意味がない。

好きな読書もどれだけ読んだのではなく、何を学んだか、何が残ったかだ。

やっぱり樺沢さんの本は学べるものがたくさんある。


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【学び/印象的な言葉】

 

💡

内容の薄い三振本をたくさん読むよりも、本当に自分にとって必要で、「気付き」や「TO DO (すべきこと)」をたくさん得られるホームラン本を1冊しっかりと読み込んだほうが、自己成長は大きいのです。

インプットは「質」が先で、「量」はあとです。
やみくもに「量」だけインプットしても自己成長にはつながりません。

 

 

T)ついついたくさん本を読めばそれで満足してしまうところがある。

 でもそれではダメだ!慌てずしっかり学びたいことが書いてある本を選び、

   読み込む事が必要だ。

 

 

💡

インプットとは、「情報の入力」。脳の中に情報が入って、とどまっていなければ、「入力(インプット)」でないのです。

インプットとは、脳の中に情報が入って(IN する)、情報が置かれる(PUT する)。情報がインして、プットして、初めて「インプット」といえます。

 

 

T)インとプット分けての説明は説得力がある。

 

 

💡

「読む」「聞く」「見る」ことによって、情報を得て、それを記憶にとどめる”こ

 とがインプットの定義となります。

「なんとなく読む」のではなく「注意深く読む」

意識して読む。ザル読みではなく「精読」「深読(議論できる水準で深く読む)」

 

 

「なんとなく聞く」のではなく、「注意深く聞く」。ザル聞きではなく、内容を理解しながら、意識してしっかりと聞く。あるいは「傾聴」。

 

「なんとなく見る」のではなく、「注意深く観察する」。結果として、細かい部分を意識して観察して記憶にとどめる。
残念ながら、ほとんどの人は、ザル読み、ザル聞き、ザル見になっています。注意深く意識をして、情報を脳にインプットしていきましょう。

 

 

T)これまで樺沢さんの本を読んできてアウトプットを意識して読むようになって

   きてるからザル読みはないが、ザル聞き、ザル見は気をつけないと!

 

 

 💡

勉強する場合、本を読む場合、講座を受講する場合、何か学んだり、インプットしたりするときは、必ず「方向性」と「ゴール」を設定してください。
具体的に方向性が決まれば、「どんなテキストを買ってきて」「週に何時間勉強が必要なのか、具体的な勉強法が見えてきます。

 

 

T)そのつど方向性とゴールをもって本を探して読んでいるつもりだが、その方向性

  とゴールがいくつもあり定まっていない。

 

💡

2週間で3回以上アウトプットしよう。そうすると、インプットした内容がしっかりと記憶に残る。

何度もアウトプットしなくても、一発のインプットで記憶に残す、そんな超裏技のインプット術があります。それは、「アウトプット前提でインプットを行う」ということです。

なぜ、「アウトプット前提」にすると、記憶に残りやすくなるのでしょう? それは、心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるからです。ノルアドレナリンが分泌されると、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まります。
アウトプットを前提にインプットする。ただそれだけで、圧倒的に記憶に残りやすくなるのです。

 

 

T)これは実践していて効果を実感している。SNSを始めたのも樺沢さんの本が

   きっかけだ。

 

💡 

感情が刺激されるような、喜怒哀楽が伴う記憶は、アウトブットしなくても、復習しなくても、圧倒的に鮮明に記憶に残るのです。

 

 

喜怒哀楽は記憶を増強する

 

脳内物資         感情          実例
アドレナリン      恐怖、怒り      ホラー映画の恐怖が忘れられない

ノルアドレナリン   悲しい、緊張、不安   愛犬の死の悲しみ。
                       1年経っても忘れられない

ドーパミン      楽しい、うれしい    20年前の結婚式。
                       細かいところまで覚えている

エンドルフィン    感謝、楽しい      高校生のとき県大会で優勝!
                       よく覚えている


オキシトシン     愛、親切        昔の恋人のことが
                       何年も忘れられない

 

【アドレナリン、ノルアドレナリンドーパミン、エンドルフィン、オキシトシンといった、喜怒哀楽に伴って分泌される脳内物質には、記憶を増強する作用があるのです。

この脳の仕組みを活用した「感情刺激アウトプット術」を7つ紹
介しておきます。】


【感情刺激アウトプット術】
①ストーリーを活用する(漫画化、小説化されたビジネス書を読む)。
② 好奇心を大切にする。ワクワクすることを勉強する。
③本を買ったらすぐに読む。「読みたい!」という気持ちが強いうちに読む。
④「わからない!」と思った瞬間に検索する。
⑤ 大舞台で講演する(「緊張」「興奮」「教える」で記憶増強)。
⑥ 映画、美術鑑賞など、「感動」「学び」と連動させる。
⑦旅行(緊張、興奮、感動)から学ぶ。
 

 

T)自分がそもそも興味のあったものやストーリーがあるものは、やはり意識していなくても記憶に残っている。小説は頭の中で映像が浮かび読み進めるから余計に記憶に残る。ビジネス書や自己啓発本もストーリを自分なりに描きながら読んだら覚えやすくなるかな?

以前読んだ記憶に関する本にも書いてあった「情動」を伴うものは記憶に残りやす

 い。昔、大事なことを子どもに覚えさせて、その子どもを川へ投げ捨てることで

   記憶に残させたなんて話もあった。

 

 

💡

「他人に説明できるレベル」で読む「読書感想を書く」ことを前提にするだけで、本から多くの情報をとれるようになります。「感想を書くときに、この部分を引用しよう!」「自分の最大の気付きはこの部分だ!」と、あとで人に伝えるために、情報を集めないといけないため、細かい部分まで読み込むように注意のアンテナが立つのです。

 多くの人は、「自分が理解できるレベル」で読んでいきます。

 なんとなくわかったつもりで読み進め、結果として本の読み込みが浅くなってしまいます。

 感想を前提に読むと「他人に説明できるレベル」で読むようになります。

 

 

「読」んで、「書」くから、「読書」です。
ょく「感想が書けない」という人がいますが、それは、本の内
容が理解できていないということ。読み方が浅い証拠です。

【感想前提読書術の具体的方法】
① 重要と思ったら、すぐにアンダーラインを引く。
②あとから読み直したい、引用したいところに付箋紙を貼る。
③気付き、派生するアイデアなど、何でも書き込みをする。
④その本の「ベスト名言」を選ぶ。
⑤ その本の「最大の気付き」を書く。
⑥今日から実践したい「最大の TO DO」を書く。
⑦ 本を読んだら、短文でもいいので必ず感想を書く。

 

 

T)これを今は実践している。人に説明できるくらいというのがポイント!

 説明するには自分が完全に理解していないとできない。

 そのつもりで読むと1つ1つ丁寧になるしアンテナがはる。

 

 

💡

読書の目的、それは「学び」と「自己成長」です。しかし、
書には意外と知られていない、もうひとつの「重要な効用」があ
ります。それは、読書はあなたの「問題」や「悩み」を解決する、

 

この世の中の悩みの95%以上は、本を読めば「解決法」がわ
かるのです。そしてその解決法を実行すれば、問題は改善に向かっ
て動き出します。

 

 

T)読書をするようになってホントにそう思う。さまざまなヒントや答えを本から

  もらった。本を読むひと読まない人では問題解決能力が違ってくると思う。

 

 

💡

小説を読む7つのメリットについて解説します。
(1) 本が好きになる

読書が苦手な人はまず「小説」から入るといいと思います。

2) 頭がよくなる、脳が活性化する
読書によって読解力がつくことで、頭がよくなる。そして、脳が活性化するといえます。

(3) 共感力がつく

小説を読むと、主人公に感情移入しますので、それによって共感力が鍛えられるのです。

(4) 創造性が増す

小説を読むことは、想像力を使う創造性のトレーニングになります。創造性は AI 時代に必須の能力です。

(5) ストレス解消効果
6分の読書でストレスが7割軽減した、読書は散歩や音楽よりもリラックス効果が高い、という研究があります。読書は高いリラックス効果、ストレス発散効果があるのです。

(6) 他人の人生を疑似体験できる
小説を読むことで、他人の人生を疑似体験することができます。
10 冊小説を読めば、10 通りの別人の人生をシミュレーションす
ることができます。自分の人生で失敗しなくとも、主人公の失敗
体験から学ぶことができるのです。

(7) 楽しい、人生が豊かになる
小説は、人生を豊かにしてくれます。

 

 

T)普段読む本はビジネス書、自己啓発書ばかりだが時折、小説を読むようにしている。

上記の7つのメリットにある体験ができるのは分かる!

頭に映像が浮かび自分の中で映画を作り上げて体験している感覚がなんともいえない。

 

 💡

セミナーや講演では「言語的情報」と「非語的情報」の両方が伝わるので、圧倒的 に情報量が多い。感情を揺さぶるので、記憶力を増強する脳内物質ドーパミンが分泌され、圧倒的に記憶に残ります。

 

 

T)会社の都合上、セミナーや講演に参加することがあるが、やはり直に話が聞け

   るのは頭に残りやすく話が理解しやすい。

  ほんまでっかTVにでている武田先生の話は2回程聞いたが話がおもしろく、より

  印象的だった。

 

💡

「勉強をするときに音楽をかけると、著しく効率が下がる」

 人間の脳は、一度に2つのことをこなす「マルチタスク」ができません。つまり、「勉強する」と「音楽を聴く」は同時にやっているようで、脳の中ではそれらの処理を交互に行っています。

 ものすごく脳に負担をかけて、結果として勉強の効率を著しく悪くしている。

 

 

T)マルチタスクで出来ていると思い込んでいた。まさか交互に頭を使っていたとは!

   そう聞くとものすごく効率の悪いことをしていたんだとおもう。

 

💡

「作業」「運動」をするときに聴くと絶大な効果(音楽)

記憶力、読書(読解)に対してはマイナス。作業スピード、運動、気分に対してはプラスに働くことが多いという結果です。

手順や段取りが決まっている作業、あまり頭を使わない単純な作業に関しては、音楽はプラスに働きます。

自分の好きな曲を聴くことでドーパミンが分泌するので、苦しさ、つらさを緩和してくれます。腕立てスクワットなどの苦しい筋トレをする場合、音楽を上手に活用するとトレーニングが楽になる。

音楽は「作業」「運動」に対してはプラス、「勉強」「記憶」に関してはマイナス。こうした特性を理解して、音楽を上手に活用したいものです。

 モーツァルトやバッハなどのクラシック音楽を聴くと、副交感神経が優位になって心拍数が下がり、脳波でアルファ波が増えセロトニンもアップします。つまり、リラックスした状態になるのです。また、アセチルコリンもアップするので、記憶力や創造力
が増強されます。
一方、ハードロックのようなアップテンポの激しい曲を聴くと、交感神経が優位になって心拍数が上がります。つまり、テンションが上がるのです。
音の大きさも関係があり、音が大きいと興奮系、音が小さいとリラックス系の効果があります。
また、自分の好きな曲を聴くとドーパミンが分泌されますが、
好きではない曲ではドーパミンは出ません。

 

 

T)聴く音楽、タイミング、を上手く使い分けていけると、より効果的になりそうだ。

ぜひやってみたい。

 

 

💡

観察力を磨くと、6つのメリットが得られます

(1) コミュニケーションカがアップする
人を観察することは、「言葉」(言語情報)ではなく外見、つまり視覚情報を集めることを意味します。観察力が高いということは、相手の非言語情報をたくさん集めることができますので、言語コミュニケーション能力が高まるのです。
非言語情報を集めることで、相手が何を考えているのかも正しく洞察できるようになります。相手の気持ちがわかるということはビジネスにおいても恋愛や人間関係の構築においても圧倒的に有利です。

 

(2)人間関係が良好になる

「細かいところまで見てくれている」ということは、「自分に対して興味・関心を持っている」ということ。ちょっとした相手のの髪型すごく似合うね」といえば、機嫌は一気によくなるでしょう。

変化を言葉にするだけで、相手との親密度がアップします。

(3)情報収集力が上がる

(4)自己成長のスピードがアップする

観察力とは、脳への情報の入り口です。観察力のない人は、1本の映画から「30」の情報しか取れませんが、観察力が高い人は、1本の映画から「100」の情報を取れます。同じ時間で同じ映画を観ているのにインプット量は3倍となります。結果として、自己成長のスピードも3倍です。
また、きちんと観察をすることで、意思決定と行動がスピードアップし、突発的な出来事にも臨機応変に対応できるようになります。

観察力を高めることで、情報収集量がアップし、インプット時間をかけずにどんどん成長できるのです。

(5) 変化に敏感になる
(6) ビジネスで成功する

変化や流行が読めれば、ビジネスで成功することは簡単です。それができるようになるためには、観察力を磨くことです。
観察力を磨けば、人間関係もビジネスもすべてうまくいくでしょう。

OODA(ウーダ)ループを回せ

WATCH Observe も忘れられません... を表示しています

 

アメリカ空軍パイロットが提唱したOODAループ。PDCAサイクルでは、予測不能、突発的な出来事に対応できないが、OODAでは臨機応変な対応が可能。

 

T)世の中の変化、人のちょっとした仕草や変化、それに気づくのはとても大事な

   ポイント!

  それが出来る人、そうでない人では仕事や人付き合いにおいても明らかに差がで

  るかと思う。

 PD CAは知っているがOODAは初めて知った。勉強になる。

 

 

💡

「なぜ?」を突き詰める


「観察+なぜ?」によって新しい世界が広がります。さらに、「なぜ?」によって、次の新しい観察が生まれるので、観察力がどんどん鍛えられます。

 T)わからない事をそのまま、そういうものだと流さないで、「なぜ?」を意識して

   追及することで本当に理解できるようになる。

 

💡

「聞く」というインプットは、アウトプットしなくても、短期間でインプットが繰り返されると記憶に残ります。脳がその情報を「重要」と判断すれば、インプット、アウトプットにかかわらず記憶に残るのです。

 アウトプットが“いちばんの復習法”ですが、できない場合は「見直す」「思い出す」などのインプット的な復習法でも、何もしないよりは100倍いいのです。

 「2週間で3回以上のアウトプット」改め、「2 週間で3回以上のインプット」でも記憶を強化します。ノートを開くたびに、最近の記録を復習すると、「2週間で3回以上」見直すことになるので、ノートに記録した内容がバッチリ記憶されます。

 

 T)このブログや他のSNSにアップしたものを時折読み返すといいのかも

 

💡

「見る」「読む」から脳を解放する

脳科学的に見て「スマホ」は最もよくない休憩時間の使い方です。ざっくりいえば、脳を疲れさせ、まったく休憩になりません。完全に逆効果。

人間の脳は、視覚情報の処理に脳のキャパの 80 ~ 90%を使っているといわれます。パソコンに向かって仕事をするデスクワークの人は、仕事中ほとんどパソコンを見ているので、仕事による「視覚情報の処理」でものすごく脳が疲れているのです。
「見る」「読む」で脳が疲れているわけですから、休憩時間くらいは「見る」「読む」ことから脳を解放すべきです。

「視覚情報」から脳を解放し、脳を休ませてください。結果として、集中力が回復し、その後の仕事や勉強が飛躍的にはかどります。

 

 T)休むときは休めないとな。目を酷使しているからな。つい休み時間になると

   スマホを手にとってしまう。

💡

情報と知識は、どう違うのでしょうか?

今ここに、1年前の新聞があります。それを読んで、今でも役立つものが「知識」であり、ほとんど役に立たないのが「情報」です。「情報」は生鮮食品と同じで、新鮮なほど価値が高く、時間とともに劣化します。

一方、情報を分析、解釈して得られる「知識」は、時間が経過してもそれほど劣化しません。たとえば、3年前に書かれたビジネス書を読んでも、「今でも十分役に立つ」のは、そこに書かれているのが「知識」だからです。
ネットや新聞から得られるのは主に「情報」であり、本や人から得られるのは主に「知識」です。

 インプットにおいて、情報と知識のバランスを整えることが重要です。私の実感値ですが、情報が知識は、3対7以下にすべきです。2対3とか1対9がさらにベター。私の場合は、1対9です。
「情報をたくさん集める」行為は、結果としてそこに時間がとられるので「知識」と「知恵」を減らすことにつながります。ネットからの情報収集はほどほどにして、読書によって「知識」を増やし、アウトプットによって「知恵」を増やす。バランスのよい
インプットで自己成長は最大化します。

 

 T)情報と知識と知恵の違い勉強になる

 

💡

スマホSNS は「1日1時間以内」が理想

SNSスマホを長時間使うほど、集中力は低下し、注意散漫となり、仕事効率や学力も下がり、幸福度も下がります。
ミシガン大学の研究によると、Facebook の利用時間が長いほど主観的幸福感が低下することが明らかになりました。孤独感を紛らわすために SNS を利用する人は多いでしょうが、SNSの利用時間が長いほど、孤独感、抑うつは強まるのです。
また逆に、SNS の利用を 30 分以下に制限したところ、孤独感や抑うつに大幅な軽減が認められました。

 

 T)SNSはそんなに使わないな。

 

💡

成功と失敗の宝庫から得られる圧倒的な学び

【歴史から学ぶメリット】
(1)ビジネスカ、人間力が高まる
歴史は「なぜ?」の宝庫です。歴史を勉強するとは、「なぜ?」を追究すること。結果として、分析力、論理的思考力、仮説検証能力、問題解決能力などが養われます。ただ歴史の本を受動的に読むだけでなく、自分で仮説を考え、その証拠を集めるように読
書の幅を広げるなど、能動的にかかわることが重要です。また、偉人の生き方を学ぶことで、「人間力」「人間としてのあり方」「生き方」「人生哲学」などを身につけることができます。


(2) 失敗から学ぶ、成功法則を学ぶ
歴史というのは、成功と失敗の宝庫です。2,000 年以上の歴史の中でありとあらゆる「成功」と「失敗」が記録されています。

(3) モチベーションを上げ
歴史上の人物や偉人はメンターになりやすい。

 

T)歴史はやはりいろんなことが学べるものなんだ。新しいことをするときは特に

  過去(歴史)を確認し先人の失敗を教訓に同じ過ちをしないように気をつける

  ことができる。

💡

自己成長につながる「能動的娯楽」

娯楽には2種類あります。ブロー概念の提唱者であり集中力研究の世界的権威であるチクセントミハイ教授は、娯楽を「受動的娯楽」と「能動的娯楽」にわけました。

テレビ、ゲーム、ただスマホを見るなど、ほとんど集中力を使わず、スキルも必要としないのが「受動的娯楽」です。読書、スポーツ、ボードゲーム(チェスや将棋)、楽器演奏など、集中力を要し、目標設定とスキルの向上を要するのが「能動的娯楽」です。
「能動的娯楽」をする時間が長い人は、フロー(時間を忘れるような高度の集中)状態に入りやすく、「受動的娯楽」を多くする人は、フロー状態に入りづらい。

 

「集中力を高める」「目標を設定する」「スキルアップする」の3つの条件がそろえば、「能動的娯楽」になります。

同じ「遊び」をするにしても、受動的に終わらせるか、能動的にかかわっていくか。それによって、「娯楽」と思っていたものが、有益な自己投資、自己成長のチャンスに変わるのです。

 

T)私の遊びはどちらかというと能動的だ。

よかった。このまま継続しよう。

💡

行ったことのない場所を歩くと「ひらめき」の脳内物質アセチルコリンが分泌されますので、「発想力」「創造力」を鍛えるトレーニングにもなります。
コンフォートゾーン(快適領域)を出たところに、発見と成長があるのです。

 

 

T)たまには知らない場所にいくのもいいかも。ホントは旅にでられるといいんだろ

  うけどな。ライフネットの出口さんも人を成長させるものにも旅はあったしな。

 

 

💡

記憶を強化するには、2つの戦略があります。それは、「維持リハーサル」と「精緻化リハーサル」です。

「維持リハーサル」とは、何度も繰り返して覚えること。英単語を読み上げながら、何度も繰り返し書いて暗記するのがそうでく研究されています。

一方「精緻化リハーサル」とは、情報の付加、統合によって情報を複雑化し、情報ボリュームを増やすことで覚えやすくすること。「語呂合わせ」がいちばんいい例です。

「鉄砲伝来、1543年」を暗記するのに、何度も繰り返して言葉に出し、書いて暗記するのと、「鉄砲伝来、以後予算 (1543) 増える」
では、どちらが記憶しやすいですか? 圧倒的に「語呂合わせ」、つまり精緻化です。

 覚えやすく、忘れづらく、思い出しやすい。精緻化は、記憶の3段階の「記銘」「保持」「想起」の3つのプロセスのすべてを強化する、最強の記憶術なのです。

では、精緻化を、実際の勉強や仕事でどう活用すればよいのか。
7つの方法をまとめました。
(1) 追記
背景や意味、予備情報、追加情報を追記し、情報ボリュームを増やす。

(2) 関連づけ
似たものや、同じグループなど、他の情報と関連づける。対照、比較する。

自分の知っている知識と関連づける。

(3) 言い換え
他の言葉、自分の言葉で置き換える。要約する。自分で説明する。
自分の言葉で他の人に説明する。

(4) ストーリー化
語呂合わせ。情景をイメージできるよう情景を付加する。他の
人にわかりやすく説明することでエピソード記憶化する。

(5) 整理、まとめ(体制化)

図や表を活用する。階層化する。グループをわける。

(6) 視覚化(二重符号化)
画像、写真、イラストを活用する。画像を使うことで、文学だけよりも6倍記憶に残るという研究あり。

(7)省察
学んだことに対して自問自答する。自分の意見、感想を述べる。
自分流に分析、洞察する。質問を考える。疑問点を調べ解決する。

 

T)維持リハーサルより精緻化リハーサルのほうが覚えやすそうで、一度覚えたら忘

  れにくそうだ。

 

💡

インプット直後にアウトプットする

「直後」の「想起練習」が記憶を増強

せっかく貴重なインプットをしても、早くアウトプットをしないと、刻一刻と記憶から失われていくのです。
では、アウトプットをするいちばんいいタイミングは? それは、インプットした直後です。

記憶したことを何も見ずに書き出すことを「想起練習」といいます。授業のノートを書き写してもあまり意味がありませんが、何も見ず、記憶を頼りに授業内容を書き起こすのは、強力な「想起練習」となり、記憶定着に役立ちます。

 

T)想起することでの記憶への定着はメンタリストのDaigoさんの本にも書いてあった。

思い出すことでうっすら覚えていたものも、より明確に記憶できるようになる。

 

 

💡

「脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで」と書きました。

「一度」に3つまで。それが終われば、次の3つの処理が可能になるのです。
A、B、C、D、E、Fと6つの情報を処理しようとする場合。
一度にやろうとすれば、脳のキャパシティ「3」を超えていますので、脳はパンクして機能停止します。学びは「0」です。
まず、A、B、C の3つの情報に絞って処理します。それが終わって一段落してから、次に D、E、Fの3つを処理します。次に、G、H、Iと別の3つを処理する。これを繰り返すと、3+3+3+3+.....と無限に学びを得ることができます。

 

T)仕事での依頼事など3件以上入ってきては処理しているつもりだが、しらない

   うちに3+3を実践していたのかな。

 

💡

「寝る前 15 分」は、「記憶のゴールデンタイム」とも呼ばれます。

 ではなぜ「寝る前 15 分」は、記憶に残りやすいのでしょうか?
 人は睡眠中に、前日の出来事やインプットされた情報を整理し、記憶として定着させます。インプットをしたあとに、何もせずに眠ると記憶として定着しやすいのです。

 

T)寝る前に本を読み起きたら想起して内容をまとめる。これを実践している。

ただ問題は睡魔に襲われる直前は記憶が曖昧になってしまう。

 

 

💡

歳を超えていたとしても、記憶力をよくすることは可能です。
その方法は、「運動」です。運動すれば、記憶力がよくなります。
運動を週に数回行うと、脳トレ効果が得られます。まとまった運動時間がとれない場合、1日15分ずつの運動でも、「週2時間以上」たった1回の運動を10分行っただけで記憶力はアップします。が、それは長く持続しません。運動を1~2カ月継続することで「週2時間以上の運動」で記憶力アップあなたが 40 歳を超えていたとしても、いえ記憶力に限らず、集中力、選択的注意力、実行機能、読解力、麗動機能、ワーキングメモリ(作業記憶)、創造力、発想力、モチベーション、学力(学校の成績)、IQ(知能指数)、意欲、ストレス耐性など、多くの脳機能を向上させることがわかっています。
一言でいうと、運動するだけで、頭がよくなるのです。


【記憶力がよくなる具体的な運動法】
(1) 運動の種類
脳を活性化する、頭をよくする運動は「有酸素運動」です。つまり、ウォーキング、ランニング、ジョギング、自転車こぎ、水泳、エアロビクスなどです。有酸素運動によって、特に海馬で BDNF(脳由来神経栄養因子)が増加し、記憶に必須の歯状核顆粒細胞の新生が促進され、記憶力が向上します。

(2) 運動の時間
週に合計2時間以上の有酸素運動。1回 45 分~ 60 分以上の運動を週に数回行うと、脳トレ効果が得られます。1日15分ずつの運動でも、「週2時間以上」行っていれば、ある程度の効果は出ます。

(3) 継続期間

たった1回の運動を10分行っただけで記憶力はアップしますが、それは長く持続しません。運動を1~2カ月継続することで記憶力増強効果が維持されます。

(4)運動強度は、中強度(心臓がドキドキしてちょっと苦しいくらい)が推奨されます。おしゃべりしながらウォーキングマシンのスピードをアップしていき、普通におしゃべりできなくなる速度が「中強度」の運動です。

(5) 簡単な運動よりも複雑な運動
同じ運動をしても、「単純な運動」は脳トレ効果が低くなります。
「脳を使いながら運動する」ことで、脳トレ効果が高くなります。
ランニングマシンで走るよりも、屋外を走る。次々と動作が変わるエアロビクス、臨機応変な対応と変化が必要な武術なども、脳トレ効果が高いといいます。

記憶力がよくなる運動法は、中強度の有酸素運動を週2時間以上、複雑な運動ほど、継続するほど効果は大きい。

 

 

T)運動は週2回2時間以上継続している。

バドミントン、テニスは戦略的でもあるから記憶力向上にはいいのかもしれない。

 

💡

脳科学的に唯一 OKの「ながら」 インプット、ひとつだけやってもよいのが、「運動しながら」のインプット、アウトプットです。

 

「記憶力をよくする」の項目で、運動によって記憶力、集中力、創造性がアップすることをお伝えしましたが、これらの効果は「運動後」ではなく「運動中」にすでに表れています。
たとえば、歩きながら単語を記憶してもらう実験では、歩きながら記憶したグループは、運動をしないで記憶したグループより合よりもはるかに脳を活性化することができるのです。

運動中の脳機能のアップ効果は、運動後より徐々に低減していきますので、何かを記憶する場合は「運動中」が効果的です。

 

T)これも実感している。休日に10kmのウォーキングをすることがあるが、

  覚えたいことを考えながら歩いていると、じっと机に向かっているときよりも

  頭に入ってる。

 

 

💡

場所を変えることで、海馬にある「場所ニューロン」が活性化します。海馬は記憶を司る部位ですが、場所を変える、あるいは歩いたり、移動したりすることで脳が活性化し、記憶力が高まるといえるのです。

 

T)気分転換にもなって良さそう。

今度ぜひ試してみよう。

 


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【実践】


🏃なんとなく「読む」「聞く」「見る」を絶対にしない。

 目的をもって本を選び深く読み込む。人に説明ができるように。 

 そして人の話はしっかり傾聴する。

 

🏃聞く音楽とタイミングを変えてみる.

 音楽は好きだから上手に活用したい。

 勉強中の音楽はやめておこう。

 聴くとしても歌詞のない音楽だけのものを選ぼう。

 

🏃能動的な遊びをする。今の趣味、遊びを継続する。

 

🏃適度に場所を変えてみる。

 なんだかすごく効果を期待できるから必ず実践してみる。

 

 

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海からの贈りもの

 

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【著者】
✏アン・モロウ・リンドバーグ



 (落合恵子)訳
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


【キッカケ/目的】
📚図書館で見かけた【「海からの贈りもの」が教えてくれたこと】を読んでみて原作を読んで自分はどのように内容を受け止め、何が得られるのか知りたくて読んでみた。

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【内容】
📖
本文より

「わたしは、女が誰しも新しい生活を求めたり、思案するための自分ひとりの空間を欲しがっているわけではなく、多くの女は、自分の現在の暮らしに満足しているのだと思っていた」

「わたしは気がついた。わたしの考えは、決して私だけのものではない、ということに。」

「本質的にわたしと同じように人生の問題を抱えていて、その解決の方法について共に考え、共に話をしたがっていた。
時計のようにきわめて正確に淡々と暮らしをしているように見える人でも、もっと創造
的な、休止のあるリズムを求めていた。」

「気を散らさなければやっていけない生活の中で、どうすれば自分自身でいること、自分であることを失わずにいられるかということ、にある。車輪に圧力がかかり、自分という軸が折れそうになっても、どうすれば、それに負けずにいられるか、ということである。
それには、どうしたらいいのか。こうすればいい、という答えはすぐに手に入るもので
はない。完全な答えもない。」

「ただ、幾つのかの手がかり、そう、海辺で拾った貝のような手がかりはある。】

 

著書と同じ悩みを持った人達はたくさんいる。その人達、特に女性にむけて海が与えてくれた宝物である、さまざまな貝の形や特徴から話を展開し解決のヒントを与えてくれている。

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【感想】
📝一人の時間を持つこと、自分と向き合う時間を持つこと、忙しい日常は変わらないかもしれないが、一人の時間をもつ方法、一人になれる場所に帰れる手段があるだけでも気持ちは軽くなる。ただ一人の時間を確保してもその時間をどう使うかでも変わってしまう。
この本から学んだこと、解決のヒントから自分の時間の過ごし方を見直そう。

そして先ずは「どれだけ多くのもので、というのではなく、どれだけ少ないものでやっていけるか」を実践してみよう。
増やすことには限界がないし一時的にしか満たされない。減らすには限界があるし、不自由さがあっても工夫次第で乗り越えられるし、それが楽しくもあるかもしれない。

シンプルな生活を心がける。

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【学び/印象的な言葉】

💡「海は、もの欲しげな相手や貪欲なもの、焦っているものには何も与えてはくれない。砂を掘り返して宝を探すというやりかたは、せっかちであり、欲張りであり、さらには、自然への配慮のない行為である。

海は柔軟性こそすべてであることを教えてくれる。柔軟性と率直さ。

わたしたちは、海辺の砂浜と同じように空っぽになって、そこに横たわっていればいいのだ。海からの贈りものを待ちながら。」

 

💡「どれだけ多くのもので、というのではなく、どれだけ少ないものでやっていけるか。」

 

💡「人間が、いかに少しのものでも生きていかれるか、を。そして、簡素な暮らしが、いかに素晴らしい精神的な自由と平穏を与えてくれるか、を。

わたしは幾分皮肉な思いで、考える。現代のアメリカに生きるわたしたちは、ほかのど
の国の人たちよりも、簡素な生活か複雑な生活か、いずれかを選ぶ自由とぜいたくが保障されている。そしてわたしたちの大部分は簡素な暮らしを選ぶことができるのに、あえて反対の暮らしを選んでいるのである。

 

💡「わたしはいま、ひとつの貝殻の外側を、あるいはわたしの生活の殻を見つめているのだ。完全な答えを、外側に求めるのは不可能だ。外側はひとつの方法、光りに辿り着くための、ひとつの道でしかない。ほんとうの答え、真実は、いつも内側に隠されているのだから。
しかし外側は、内側の答えを探りだす手がかりとして役立つものだ。」

 

💡「いつでも空想にふけることができた昔のほうが、まだしも創造的だった。空想は、自分自身の中の何かが必要だし、自分の内的な生活を豊かにしてくれるものだ。しかしいま、わたしたちは孤独の空間に自分の夢の花を咲かせる代わりに、実は聞いてもいない絶え間ない音楽やおしゃべりで、孤独の時を埋めているだけだ。それらは、ただそこに在り、空しさを満たしているだけなのに。

 

💡「わたしたちはいまこそ、「ひとりでいる」ということを、もう一度はじめから学びなおさなくてはならない。
それは今日では決してたやすいレッスンではない。家族や友人から離れて、一週間でも
一日でも、一時間でもひとりでいるということは。
わたしの場合、それがどんなに短い別れでも、別れの時はつらく、苦痛に満ちたものに
なる。手足が切断されたようにも思え、わたしにとってかけがえのないものが、切り取られるような気さえする。しかし別れの時を越えてしまえば、ひとりの時間がいかにかけがえのないものかに気づくのだ。切り離されてできた空虚な部分に、以前よりも新鮮で充実した生が戻ってくる。ひとでのように、別の新しい腕がはえてくるのだ。こうして、失ったものは回復し、ほかの人たちによって自分の一部を切り取られていた時よりも、はるかに健康な自分になっていることに気づくのだ。

 

💡「自分が自分の核としっかりと繋がっている時だけ、わたしたちは他者とも繋がることができる。」

 

💡「ひとりでいる時間は、一生のうちでもきわめて重要な時間である。ある種の原動力は、わたしたちがひとりでいる時にだけ湧いてくる。芸術家は創造するために、作家は考えを深めるために、音楽家は作曲するために、そして聖者は祈るために、ひとりにならなければならないことを知っている。
そして女は、自分の本質をふたたび見つけ出すために、ひとりになる必要がある。いろ
いろな人間関係の欠くことのできない核になるような固い結び目は、そうやって見いだした自分というものであるのだから。」

 

💡「技術的な意味では、わたしたちはこの数十年のあいだにたくさんのものを獲得したが、精神的にはむしろ知らない内に失ったもののほうが多いのではないだろうか。」

 

💡「たくさんの機械のおかげで、わたしたちは、時間と労力を省くことができるようになった、それは事実なのだ。しかしそれで得た余裕をもて余し、目的のない役割を買って出たり、一見便利なようでかえって暮らしを煩わしくする器具を集めたりすること。使いこなせないものを手に入れること。つまり、空しさを気分転換で埋めようとし
て、時間や労力を浪費することは、何の解決にもならない。」

 

💡「蜻蛉(かげろう)の一日や、ある種の蛾の一夜は、一生のうち、きわめて短いあいだしか続かない。
しかしだからといって、その一日、一夜を無意味だとする理由にはならない意味があるかどうかは、時間や永続性とは関係がない。それはもっと違う平面で、違う尺度によって判断すべきである。
それは、いま、この時の、この空間での、いまという瞬間に繋がるものであり、「現在
在るものは、この時、この場所でのこの瞬間にしか存在しない」のである。

 

💡「中年という時代は、野心の貝や、各種の物質的な蓄積や所有欲の貝、エゴの良などを、捨てるステージなのかもしれない。
この年代に達してはじめてわたしたちは、海辺のシンプルな生活と同じように、虚栄心
や間違った野心、仮面や鎧を捨てることができるだろう。わたしたちが鎧をつけていたのは、競争社会で、わたしたちを守るためだった。競争自体が不要になれば、鎧もまた必要ではなくなるはずだ。
中年はだから、ほんとうの意味で自分自身であることができる年代なのかもしれない。
なんと解放された気分だろう」

 

 

💡「光りにはっきりと切り取られた昼間が去った後、無限に広がる夜の闇そのものが、たがいをたがいに向かって解き放ってくれるからだろう。あるいは、無限の空間と闇がわたしたちを圧倒し、縮み上がらせるから、人間の放つ小さな火花が恋しくなるのかもしれない。
話し合うこと……。しかし、それはあまりに長くなってはならない。なぜなら、あまり
話がはずむと、それがブラックコーヒーのようにわたしたちを刺激して、なかなか寝つかれなくなってしまうから。」

 

💡「独占すれば安心していられるというわけではなくて、所有欲も、要求も、期待も、そして何かを願うことすら人を安らかにはしない。安定した人間関係は、未練がましく過去に執着することや、未来に脅えたり、期待をすることからは生まれない。それは現在に生き、現在の状態をあるがままに受け入れることからしか生まれない。」

 

💡「たったひとつのつめた貝のほうが、三つあるよりも心に残る。空の月はひとつしか輝いていない。ひとつのひので貝はかけがえのないものだが、六つあると、学生時代の一週間と同じで、それはもう、ひとつの連続でしかない。

💡「一本の木は空を背景にして、はじめて意味を持つ。音楽もまた同じだ。ひとつの音は前後の静寂によって生かされる。蝋燭の光りは、夜の闇に包まれて炎の花を咲かせる。ささやかなものでも、周りに空間があれば、意味を持つようになる。余白の多い東洋画の片隅に、秋草が数本だけ描いてあるのも、その一例である。
コネティカットでのわたしの生活には、この空間があまりにも不足している。そのため
に意味を持たない、つまり、美しくないのだということがわかる。空間には、文字がいっぱい書き込まれ、時間も埋め尽くされている。わたしの手帳には余白はほとんどなく、一日のうちで何もしないでいられる時間は少ない。家には、わたしひとりでいられる空いた部屋もない。仕事や持ちものや、会わなければならない人が多すぎるだけでなく、やり甲斐のある仕事、興味深い人、貴重な持ちものも多すぎる。退屈なことだけではなく、重要なこともまた、わたしたちの生活の邪魔をする。ひとつかふたつの貝殻こそ意味があるのに、わたしたちは宝もの……、貝殻を持ちすぎているのだ。

 

💡「立ち止まって考えてみると、現代生活において、もっとも損害を受けているのは、これらの点、つまり、自分がいまいる「場所」と、「いま」という時と、そして「個人」と、その人間の繋がりではないだろうか。
未来への競走をしている内に、現在=「いま」は見すごされ、自分から遠く離れた「ど
こか」のために、自分がいる「ここ」は見すごされ、個人は多数派の悪によって凌駕されている。
アメリカには、現代の世界の中でも、もっとも輝かしい「現在」という意識が残されて
いるにもかかわらず、未来に対して貪欲なあまり、現在を味わう余裕もない。


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#本 #読書 #読了#成長 #海からの贈りもの
#時間 #一人 #自由 #女性 #仕事 #欲 #海 #貝

幸せになる勇気

【著者】
岸見一郎
古賀史健


【キッカケ/目的】
前作の嫌われる勇気が面白く、その続編ということで、また新たなアドラーの考えや言葉に期待して読んでみた。


【内容】

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3年ぶりに哲人のもとに訪れた青年。アドラー思想を持ち、教育者として子供達と向き合ったが、うまくいかず、その原因をアドラー思想が間違っていたのだと思い哲人にアドラー思想は教育現場での実践の場では役にたたないものだと語る。
一晩をかけてアドラーの教え、教育について議論し哲人は青年により深くアドラー思想を伝える。

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【感想】

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前作同様もしくは、それ以上に感情的に、強い言葉を言い放つ青年に対して変わらず冷静に議論する哲人の姿はやはりすごい。

前作は劣等感や人は変われるか、などの話であったが、今回は教育が中心になっていた。
今回の青年もそうだがアドラー思想は深くしっかりと理解した上でないと教育現場で間違った結果を生んでしまうと思う「褒めて伸ばすを否定せよ」では、その後の競争原理につながるという理由で理解はできるも、私的にはやはり「褒める」ということは、人を育てるということや良好な人間関係を築くことに関しても必要だと思っている。
賛否両論な考えではあるが、やはり全体的に、なるほどと、とても勉強になる内容だと思う。

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【学び/印象的な言葉】

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◆人間は、過去の「原因」に突き動かされる存在ではなく、現在の「目的」に沿って生きているのだから。

われわれは過去の出来事によって決定される存在ではなく、その出来事に対して「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。


◆暴力に訴えてしまえば、時間も労力もかけないまま、自分の要求を押し通すことができる。
もっと直接的に言えば、相手を屈服させることができる。暴力とは、どこまでもコストの低い、安直なコミュニケーション手段なのです。これは道徳的に許されないという以前に、人間としてあまりに未熟な行為だと言わざるをえません。

 

◆「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと。それは依存です。一方、「わたし」の価値を、自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。幸福な生がどちらの先にあるか、答えは明らかでしょう。あなたの価値を決めるのは、ほかの誰かではないのです。

 

◆「信用」とは

相手のことを条件つきで信じることです。

要するに、「その人」を信じているのではなく、その人の持つ「条件」を信じている。

「信頼」とは
その人の持つ「条件」ではなく、「その人自身」を信じている。物質的な価値ではなく、人間的な価値に注目している。

✦・・・━━━★✶・.・:・.・✶★━━━・・・✦✦・・・

 


#本 #読書 #読了#成長 #アドラー #嫌われる勇気 #能力 #変化 #賞罰 #劣等感 #哲学 #能力 #勇気 #自立



 

 

 

 

嫌われる勇気

【著者】
岸見一郎
古賀史健

【キッカケ/目的】
ベストセラーとなり本屋でもよく目につく所に設置されていて気にはなっていたが、特に気にしていなかったが、最近、心理学や脳科学の本を読んでいて、この「嫌われる勇気」のサブタイトルにアドラーの文字が入っていたので気になり今回、読んでみた。

 

【内容】
哲学者と青年の対話という形で、どうすれば「人は変われるか」「幸せに生きることができるか」をアルフレッド・アドラーの思想を用いて伝えられている。自分に強い劣等感を抱いている青年は、アドラー思想をすんなりとは受け入れられず、哲人に時に感情的に自分の考えをや反論するような問いを投げかけながらも議論を続けていくことで、だんだん考え方に変化が現れる。

 

【感想】
アドラーの思想や言葉よりもまず、この哲人の冷静な態度、どんなに相手が感情的になり時に挑発的な言葉を投げかけようと、態度を変えず、落ち着いて相手の言い分を受け止めて、議論の中で論理的に説明し相手を納得させていく姿、哲人の人間性に感銘を受けた。立派な大人としての対応だ。

アドラーの思想は言われて考えてみれば、なるほどと素直に受け止められるものと、そうはいってもなぜ?それは正論だけど、と受け入れにくいものもある。但し説明されて、その言葉の真意が理解できると確かに、なるほどと思わされる。
この言葉や考え方はしっかり自分が理解し納得し、説明ができる状態にまで自分自身に落とし込まないと、その言葉だけ覚えて使ってしまうと、言われた相手を不快にしてしまうだけになってしまう。
それなだけに、なかなか難しい勘違いされやすいようにも感じた。


【学び/印象的な言葉】
人は怒りを捏造する
 「怒りに駆られて、大声を出した」のでは
 ない。ひとえに「大声を出すために、怒っ

 た」のです。つまり、大声を出すという目

 的をかなえるために、怒りの感情をつくり

 あげたのです。

 ただ大声で威圧するため、それによって自
 分の主張を押し通すために、怒りの感情を
 使っているのです。

 怒りとは出し入れ可能な「道具」

 

「大切なのはなにが与えられているかでは
 なく、与えられたものをどう使うかであ
 る」

 

◆あなたが変われないでいるのは、自らに対
 して「変わらない」という決心を下してい
 るからなのです。

 人はいろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽
 であり、安心なのです。

もしも何々だったら」と可能性のなかに生
 きているうちは、変わることなどできませ
 ん。

 

「これまでの人生になにがあったとして
 も、今後の人生をどう生きるかについてな
 んの影響もない」

 

◆個人だけで完結する悩み、いわゆる内面の悩みなどというものは存在しません。どんな種類の悩みであれ、そこにはかならず他者の影が介在しています。


◆われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事
 実」ではなく、「主観的な解釈」

 

「見かけの因果律
 本来はなんの因果関係もないところに、あ

 たかも重大な因果関係があるかのように自

 らを説明し、納得させてしまう。

 

◆健全な劣等感とは、他者との比較のなかで
 生まれるのではなく、「理想の自分」との
 比較から生まれるものです

 

◆われわれが歩くのは、誰かと競争するため
 ではない。いまの自分よりも前に進もうと
 することにこそ、価値があるのです

 

◆人は、対人関係のなかで「わたしは正しい
 のだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに
 足を踏み入れているのです。対人関係のな
 かで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬
 間、すでに権力争いに足を踏み入れている
 のです。

 

◆誤りを認めること、謝罪の言葉を述べるこ
 と、権力争いから降りること、これらはい
 ずれも「負け」ではありません。

 

◆行動の目標
 ①自立すること
 ②社会と調和して暮らせること

 行動を支える心理面の目標
 ①わたしには能力がある、という意識  
 ②人々はわたしの仲間である、という意
  識。

 

◆承認欲求の危うさは、ここにあります。いったいどうして人は他者からの承認を求めるのか? 多くの場合それは、賞罰教育の影響なのです。

適切な行動をとったら、ほめてもらえる。不適切な行動をとったら、罰せられる。アドラーは、こうした賞罰による教育を厳しく批判しました。賞罰教育の先に生まれるのは「ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」「罰する人がいなければ、不適切な行動もとる」という、誤ったライフスタイルです。ほめてもらいたいという目的が先にあって、ごみを拾う。そして誰からもほめてもらえなければ、憤慨するか、二度とこんなことはするまいと決心する。明らかにおかしな話でしょう。

 

◆われわれは「他者の期待を満たすために生
 きているのではない」
 他者もまた「あなたの期待を満たすために
 生きているのではない」

 

◆「馬を水辺に連れていくことはできるが、
 水を呑ませることはできない」
 自分を変えることができるのは、自分しか
 いません。

 

◆自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。

 

◆他社の評価を気にかけず、他者から嫌われ
 ることを怖れず、承認されないかもしれな
 いというコストを支払わないかぎり、自分
 の生き方を貫くことはできない。

 

◆人は「わたしは共同体にとって有益なの
 だ」と思えたときにこそ、自らの価値を実
 感できる。

共同体、つまり他者に働きかけ、「わたしは誰かの役に立っている」と思えること。他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

 

◆われわれはなにかの能力が足りないのでは
 ありません。ただ“勇気”が足りていない。

 

◆いずれの場合も攻撃してくる「その人」に問題があるだけであって、決して「みんな」が悪いわけではない、という事実です。

 

◆どうでもいいはずのごく一部にだけ焦点を当てて、そこから世界全体を評価しようとしている。それは人生の調和を欠いた誤ったライフスタイルなのです。

 

◆つまり、「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです

 

 


【実践】

#本 #読書 #読了#成長 #アドラー #嫌われる勇気 #能力 #変化 #賞罰 #劣等感 #哲学 #能力 #勇気 #自立

 

多動力

【著者】

堀江貴文

【出版社】

幻冬舎

【内容】

「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
堀江さんの考え方が一冊に濃縮されたような本。

 

第1章:一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

第2章:バカ真面目の洗脳を解け

第3章:サルのようにハマり鳩のように飽きよ

第4章:「自分の時間」を取り戻そう

第5章:自分の分身に働かせる裏技

第6章:世界最速仕事術

第7章:最強メンタルの育て方

第8章:人生に目的なんていらない

 

【感想】
昔ながらの日本人の「石の上にも3年」的な非効率にみえるやり方や、一つの事、一つの仕事だけを続ける美学、周りと同じ、協調させる「バランス教」に対して疑問を感じ独自の見解が書かれている。

賛同できる所もあれば、これはこれで、意味があるのではと信じたい思いもあり、堀江さんの一つの考え方だなと受け止めた。

多動力を実践する為の自分の時間の大切さ、使い方、効率的で、合理的な物事の考え方など、とても勉強になった。
全てを自分がやるのではなく、自分でなければできないことをやる。他の人ができること、専門性のあるものなどは人にやってもらえばよい。まさにそのとおりだと思う。

いかに自分がやるべき事(仕事・思考)と他人にまかせる事(作業・自分にはない専門性)を仕分けして業務を振り分けるかが重要だと思う。



スマホ一台あれば、いつでもどこでも仕事はできる。資料作成、メール、打ち合わせ、なんだってできると書かれていたが、多少はできるが、そこまではできないだろうと、なんとなく決めつけていた。いろいろ試してみたいと思う。

 

 

 


【学び/印象に残った言葉】
◆「恥をかいた分だけ自由になれる」
  あなたが多動になるための最大のみハードルは「他人にどうみられるだろう?」と

  いう感情だ。はっきり言おう。誰もあなたには興味がない。好きなように生きて、

  思いっきり恥をかこう。

 

◆「自分の時間」を取り戻したうえで、仕事を効率良く進める工夫をする。

 大切なのは、働く時間の長さではなく、「一工夫」をすることで、リズム良く仕事を

 進めることだ。

 そして「原液」となるものを生み出し、自分が動かなくとも、自分の分身にまで働い

 てもらう。

自分のことは話すな(仕事と人間関係を劇的によくする技術)

作者:吉原珠央
出版社:幻冬舎
「自分のことは話すな」読了。

【内容】
「自分をわかってほしい」と思うことほど傲慢なことはない。
「雑談はいらない!」「自分の話はいらない!」「目の前の相手の話をしっかり聞

 け!」
 冒頭よりでてくる言葉がこの本で伝えたい事すべてを表している。
 

但し、雑談も全てにおいて否定しているわけではない。

相手の時間を奪う雑談はいらないと書いている。

 時間を奪う雑談3つ。
  1.相手から「もとめられていない話」
  2.「○○であろう話」
  3.「得のないムダ話」

  
又、相手に関心、興味をもち相手の話を聞くという事にもポイントをおいている。

これらについて、本人の経験を基に具体的な事例をあげて紹介している。

【感想】
この本を読んで振り返ってみると、つい自分のことを話してしまっていたとおもう。
相手の興味、関心あることなど関係なく、自分の話したいことを話てしまっていた。
雑談もそうだ。とりあえず間を埋めるような、お互いに得のない会話をしていた。
自分をわかって欲しいと思って話していたつもりではないけれど、この本を読むと

そうだったのかなと思い知らされる。

ただ今回この本を読んで気づく事ができてよかった。

相手の事を想い接する事が大切な事だと学ぶことができた。

これからは、相手に関心をもち、しっかり向き合って話を聞く。

ただ聞く(聞くふり上手)になるのではなく反応上手になる。
 雑談に関しては個人いろいろ考え方はある。あまり意味を持たない雑談にもいい
面はあると思う。その場に応じていけばいいかな。

【実行する事】

・相手の名前を声に出し相手が話せるよう、答えやすい話題をふる。
・相手のことを3つは知ろうと意識して会話する。
・「紹介されやすい人の3つの言動の特徴」を意識する。



【印象的な言葉など】


1.「自分をわかってほしい」と思うことほど怠慢なことはない

2.「自分をわかってほしい」 「話を聞いてほしい」といった気持ちが生じることはごく自然なことではありますが、現在は、「出会ったら、相手のことを3つは知ろう」を会話で実践しています。

t)私もこれからこの3つを知るを実践してみよう。

 


3.「私は」と、自分を主語にして話し始めるのではなく、相手の名前を声に出し(ほぼ強制的にでも)相手が話せるよう、答えやすい話題をふってみる

t)別の本にも書いてあった相手の名前を呼ぶのは効果的だと。

  確かに名前を呼ばれて不快感はないし親近感がわく。

  気にして相手の名前を呼ぶようにしてみよう。


4.主語が自分になっている状態で話し始めた回数が3回になったときは、一度、相手に話をふって、自身が話を聞く 立場へと強制的にスイッチしましょう。

t)相手に話をふられたときには、主語が自分になってしまうか

  ら、聞かれたら聞き返すことを気にしておこう。

 


5.あなたが「自分の話を丁寧に受け止めてくれる人」かどうかを

      判断しているにすぎませんから

t)間を埋めるための会話にならないように相手の話しをしっか

  り聞いて受け止めよう。それを相手に伝えられるように、反

  応するようにしなければ。



6.無意味な会話との違いは、ずばり目の前の相手のことを思いながら話す会話か否かなのです。
あなたが誰かと会話をしていて、「この人は、私としっかり向き合って話をしてくれている」と感じることができれば、それは雑談にはなりません
求められていない話」「○○であろう話」「得のないムダ話」の3つの雑談には、十分気をつけて会話を進めましょう。

t)雑談に関しては3つは気をつけるとして、ただ何気ない雑談も時には必要だと思うから。臨機応変に考えてみよう。



7.(紹介されやすい人の3つの言動の特徴)
①礼儀正しく 「わかりやすい」自己紹介ができる
相手よりも先に堂々と挨拶ができて、帰り際には「今日はお会いできて嬉しかったです!」「お時間を作ってくださってありがとうございました」と伝えられる人。

t)今まで会った人にお礼は言えていない。これは絶対やるべき

  だと思った。必ずやろう。


②話のネタ選びが「健康的」である
体を鍛えているとか、アウトドアでのバーべキューが趣味だとか、書道や茶道を始めたいとか、合気道に興味があるなど、心身ともに健康そうで、好奇心があるかのように感じられる話のネタがあると、ストレス耐性があるとみなされて、安心感を与えやすく、仕事の紹介につながりやすい。「週に一度は泥酔するまで飲む」「週末はタ方まで死んだように寝て過ごす」などは、 実は笑い話にはならず、 内心は引いている人がほとんとなので気をつけよう。

t)年をとると病気の話しやあそこが痛い、ここが痛いとの話し

  をよくする人がいるけど確かに聞いていて気分さがるもん 

  な。気をつけよ。


③清潔感をキーブする「余裕」がある人
不潔な感じや不摂生な印象を与えてしまう人もいる。 例えば洋服のシワ、ニットの毛玉や穴が目立つ人。歯や爪が汚れている人。バッグや財布の中がぐちゃぐちゃしている人。スマホの画面が手の脂でベトベトだったり、 激しく割れている人などど。
ファッションセンスがよいかそうでないかは関係なく、最低限、第一印象に気を配り、清潔感を意識し、洋服のシミやシワを取る、靴磨きなど、外出の準備をする余裕が持てる人かどうかが最大のポイント。

)清潔感はやっぱり大事だし基本的な事なんだろうな。

  他の本にも書いてあり今まで服装などには無頓着だったけど

  少しづつ気にするようになった。

8.美容師やネイリストなど一人のお客様と長い時間、近い距離で仕事する人だちはお客様にふられた話や質問に対して、 まずは3秒以内に答えるという練習をしてみてください。
3秒以内に答えた後は、「お客様の場合は、どうですか?」と、同じ質問や、別の気の利いた質問で、相手に会話のバトンを返すのです。
「お客様との雑談を盛り上げなくては」「お客様は、プロである自分の話をたくさん聞きたいはず」「接客業だから会話を続ける雑談スキルが必要」などというのは、はっきりいって問違いです!
会話の長さよりも、仕事の速さと丁寧さ、そして温かいおもてなしでお客様を満足させることができれば、お客様の心が離れることはありません。

t)接客業ではないけど何故か参考になった。たぶんどんな人に

  も気にしないといけない場面はあると思う。


9.人と会うときに自分のアピールをすることが失礼という考え方自体が間違いだったのです。
「アピール=図々しく自分を売り込む」という考え方が、かつての私にはありました
けれども、その公式を、「アピール=目の前の相手のニーズに合わせて、自分が貢献できることを示す」というふうに置き換えてみたのです。すると、自分のキャリアや経験について話すことへのためらいは、自然と消えていきました。

まず、「あなたのニーズに合った提案をさせていただくために、あなたのことを教えてください」という視点で質問をします。
そして、自分自身が相手にとって信用に値する人物だと感じてもらうのに必要なだけの自分の話(自分にできること)」を、詰め込みすぎずコンパクトに行うのがバランス的にベストといえます。
例えぼ、あなたの仕事がウェアデザイナーだとしましょう。

相手があなたに対して、自社のホームページ制作を依頼する場合、常に次のような疑問を抱いているはずです。
「具体的に何ができる人なの?」
「この人に任せるメリットは何?」
「どの程度の レベルなの?」
「料金はいくらかかるの?」
「製作期間はどのくらいかかるの?」
「信頼に値する実績を持っているの?」
「イメージをデザインに反映できる理解力やセンスがある人なの?」
「製作後のメンチナンスもお願いできの?」
仕事で誰かと出会うたび、相手があなたに対して懇切丁寧にこのような質問をしてくれるわけではありません。自ら積極的に、先回りして相手が知りたがっていることを説明していくこが求められます。

t)自分のアピールは「でしゃばり」「失礼」だと思っていた。

  相手のニーズに応えられる能力があることをアピールするこ

  とは良いことなんだ。但し相手がこの人で大丈夫なのかと心

  配になる事、聞きたくなる事は事前に予測しておいて準備し

  ておく事は必要だ。

 



10.まずは、「私は」 「私どもは」 ではなく、「〇〇さま (相手)は」という、 相手第一のフレーズで話し始めることを徹底してみましょう
相手の要望と、自分が持つ強みを結合させながら提案に持っていくことが重要なのです

 

t)ビジネスも自分達の商品売り込みではなく相手の立場になっ

  て相手の話しを聞いてそれにあった話しを展開する必要があ

  るな。



11.「会って10秒、3ステップ挨拶セット」を実行せよ。

「会って10秒・3ステップ挨拶セット」
ルール1~3の内容を、 全て相手よりも先に伝える
1.相手より先に「「○○さーん」と「さ」と「ん」の間を普段より1秒伸ばして明るく呼ぶ。
『あー田 中さーん、 お久しぶりです!」 「うわー、 小林さーん、こんにちは!」「鈴木せんせーい お元気ですか?」「ゆみこさーん、お疲れ様です!」


2.相手より先にボジティブなコメントをいう
「相変わらずお元気そうですね!」「お忙しそうでご活躍は伺っています!」「前にもましてだだならぬオーラが出ていますね!」「お会いできて嬉しいです!』「先週の食事会、本当に楽しかったです!」


3.相手より先に相手を気にかけていることがわかる質問をする
「今日はこれから、またご移動ですか?」 「連休のご旅行はいかがでしたか?」「お子様の入学式はいかがでしたか?」
「もう風邪は治りましたか?」

t)確かにこのように声を掛けられたら気分がいい。

  早速やってみよう。

12.「聞くふり上手」より「反応上手」を目指そう

『反応」とは「3K(3つのK)」、つまり「感謝、感激、感動」に基づいて発する言動のことで、「共感」や「尊敬」などが軸となります。

t)聞くふり上手には絶対なりたくない。しっかり相手に関心

  を寄せて反応をつけて相手に伝わるようにする。

 

【最後に】

これ全部できるようになった時、人付き合いどんな風になってい

るんだろう?今よりもっと楽しくなるんだろうな。

 

#吉原 #自分 #話 #本 #読了 #読書 #聞

 

 

 

 

 

 

 

 

大富豪からの手紙


作者:本田健

出版社:ダイヤモンド社

「大富豪からの手紙」読了。

#本田健 #大富豪 #読了 #読書 #本 #金 #祖父 #運命

 

【内容】

亡くなった大富豪だった祖父から9つの手紙を受け取り、手紙に導かれるように一つ読む度、次の行動に移していく。
祖父の旧友達に会いに行き、そこでの出会いよりさまざまなことを学び成長の旅をする話。 

 

【感想】

本田健さんらしい内容の本で、とても読みやすく、おもしろいので、あっという間に読み終えた。

何かを決断し行動することの大切さ、行動しなくては、何も変わらない、何も始まらない。

運命は運ぶ命、自分で変えられるもの。

これからは、やりたいこと、興味のあることは、失敗や自分がどう思われるかなんて恐れないで、先ずは行動に移してみよう。

 

 

【印象的な言葉など】

1.「決断した瞬間」に、「その未来は、同時に誕生する」
「決断をすること=自分の新しい未来を創りだすこと」

 

2.「人生のすべてを一瞬で変えることはできない。だか、進む方向は一瞬で変えることができる」「人生で一番つまらないものは、何も決めないまま、ただ時間をダラダラと過ごしてしまうこと」なんだ。

 

3.「直感は、心の奥深くにある、明確な情報です」
 
4.いくら「決断」しても、「行動すること」なしにはその未来は近づいてこない。1ミリも。

 

5.「金は失うことは些細なことで、名誉を失うことは甚大だ。だが勇気を失うことは全てを失うことだ」

 

6.「失敗とは、うまくいっていない時点で、あきらめること」を言う。

 

7.「宿命」は宿る命。自分が生まれたときに決まっているもの。
「運命」は運ぶ命。どうやって生きるかは、キミが自由に決められる。