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年間150冊の本を読む読書好きのブログ

天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール

 

 

【著者】✒

ヘンリー幸田

 

【内容】📖

何度うまくいかなくても、諦めず考えて考えて成功に導きさまざまな物を作り出した、発明家エジソンの話。
小学校を3ヶ月で親子で登校拒否。自分で試して考え、子供の、なぜなぜ?好奇心に向き合う教育と愛情を注いだ母。
その学校教育とは違う生きる為に必要な問題と向き合い解決する考える力、行動する力を与えた教育方法と母の愛情の話。
その教育によって9歳~14歳で商才発揮。
発明したものを展開させるための新たなる発明とそれに向けた投資と起業家としての一面の話。と、これまで知らなかったエジソンの話が描かれていて、印象的なエピソード、思考、言葉もたくさんあり、とてもおもしろい内容でした。


【驚きエピソード】😮


難聴だったエジソン。音楽がすきでピアノの綺麗な音が聞きたくてピアノに抱きついたり、頬をつけたり、最後は噛みついて弾いた。その時に音は振動だと気づいて振動なら再現ができると思い蓄音機を作った。

自身が発明した電球の明かりを一般家庭に普及させる為、それに必要だと考えられる、発電機 、強化セメント 、ベニヤ板 、ゴムの絶縁体 、ハイウェイまでも発明してしまった。

 

【感想】📃

 

母親の子供を信じる気持ち、熱心な教育、学校にいかずとも生きるための知恵、考えるる能力は養える。

発明家として有名なエジソンだが起業家としての一面もまたすばらしい能力をもっていた。この本を読むまでしらなかった。

発明も商売もあきらめない姿勢が結果成功に導いているのだろうな。

もともとの本人の好奇心もあるが、母の教育あってのことだとも思う。

 

子供の「なぜ」をめんどくさく感じ流してしまうのではなく、しっかりと受け止める。そして一緒に考える。とてもできなかった。

もう少し早くこの本に出合えていたら少しは子供の「なぜ」や「考える」楽しさを教えられることができたのかな。

エジソンの母は本当に強くて優しい人だ。



【印象的な言葉】

「素敵なこと」を英語では、「ワンダフル」という。語源を考えてみよう。「不思議なこと」(wonder)が「たくさんある」 (full)という意味である。幼いトーマスは、不思議なことを「なぜ、なぜ」と追求することが素敵なことを知っていたのである。母ナンシーも不思義なことをなぜなぜと考えることが楽しいことを知っていた。

 T)こんな発想はぜんぜんなかった。とても面白いとらえ方だ。

 

「感性は磨けば磨くほど輝きを増す。
感性が強く反応するとき、感動が生まれる。
感動が継続すると情熱になる。
情熱を持った人間はエネルギーにあふれる。」

 T)この言葉好きだな。感性→感動→情熱→エネルギー

 

「すべての進歩、そしてすべての成功は、考えることから始まる」
「多くの人々が目標を達成せずにあきらめる。なぜか?それは十分考えないからだ 」

 T)この十分考えないの「十分」普段使う「十分」とはとてもケタが違うものに聞こえ

 る。

 

「ナンシーは、小さな息子に「なぜ」と「愛情を持って考える」習慣を身につけさせた。そのためには、子供と一緒に考え、工夫することを楽しむだけでよい。愛情を持って考えるから、考えることが楽しく、長続きする。仕事はその延長である。小学校を三ヵ月で落ちこぼれたトーマスは、母のおかげで学ぶ楽しさを身につけた。」

 T)自分も子供にこうしてやればよかっとと今更少し後悔する。とても気持ちに余裕が

 もてなくて愛情はもちろん注いでいたつもりだが、一緒に考える、工夫するなど時間

 をかけたことができなかった。

 

「友人が尋ねた。
「一万回も失敗したのに、よく平気だね」
トーマスは答えた。「オレは一回も失敗なんかしてないよ。うまくゆかない方法を一万も見つけたんだ」」

 T)この前向きな姿勢は見習わなければ。

 

 失敗を非難すれば、子供たちは萎縮する。困難な目標にチャレンジする気力が萎える。その結果何もしなくなる。それが一番安全だから。そんな生き方が染み付いたとき、失敗はしないが、成功ははるか彼方に遠ざかり手が届かなくなる。

T)こういうこと言ってしまってきた気がする。なんでもチャレンジさせて親は見守ってやるだけ。そうしないと結局、子供のためにならない。子供のためではなく親(自分)の安心のためだったのかもしれない。 

 

 

【母のルール】

ルール1

無条件の愛で包む
無条件の愛に包まれたとき 、
人の心は支えを得る。
この支えは一生を通じて心の宝物となる。

 

ルール2

感性を磨く
感性は磨けは磨くほと輝きを増す。
感性が強く反応するとき、感動となり、
感動が継続するとき情熱となる。

 

ルール3

知的好奇心を育てる
なぜ?に始まる知的好奇心は、
心の中の世界を大きく広げる。
そこに生まれる成長の可能性は無限である。

 

ルール4

考えることを楽しむ
考える楽しさを知ったとき、
その人の心の中に革命が起こる。
それは新しい、しかも驚異的な成長の始まりである
成長は一生続く

 

ルール5

失敗は最高のレッスンである 
新しいことへのチャレンジは
失敗を避けられない
一つ一つの失敗から学ぶことができれは 、
必ず成功にたどりつく

 

ルール6

ハンディキャップは特長になる
ハンディキャップも弱点も
他人との相違の一種である。
だから逆に活用すれば、それらは特長になる。

 

ルール7

他人との交流を楽しむ 
ダイヤモンドは
ほかのダイヤモンドによって
磨かれて輝き始める
人は他人との交流によって磨かれて成長する