【悪知恵のすすめ】
今を生き抜く為の悪知恵!!
素直さは必要だが警戒心、疑いを持つことも必要。
策略、賢さ、傲慢、人間のさまざまな顔が動物達のやりとりから見えてくる。
素直に人の言うことを信じて、損をした人、
騙されてしまった人、いませんか?
誰にでも一度はあるのではないでしょうか?
そんな人にも、賢く、したたかに生きる為のアドバイスにもなるこの本。
面白い!
【内容】
📖あとがきより
【「悪知恵」というのは、「生き残るための知恵」というほどの意味である。
こちらがいくら善意や好意をもって接しようとしても、向こうが悪意や憎悪をもって臨んでくる場合があり、そうした時には、「生き残る」ために、どうしても知恵を、それも悪知恵を働かせなければならないことが少なくないからだ。
では、悪知恵というのは具体的にはどういうものを指すのだろうか? それを教えてく
れるのがラ・フォンテーヌの『寓話』にほかならない。】
この「寓話」に現在の日本の状況にみたて、著者のコメントが書かれいる。
【コメント】
「性善説」と「性悪説」幸福な人生過ごすには、どちらがいいのかな?
日本人は前者、フランス人は後者、らしい。国が違えば考え方も違うんだな。
今度はラ・フォンテーヌの本やイソップ寓話も読んでみたくなった。