本は成長と癒やしを与えてくれる

年間150冊の本を読む読書好きのブログ

【悪知恵のすすめ】


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今を生き抜く為の悪知恵!!

素直さは必要だが警戒心、疑いを持つことも必要。

策略、賢さ、傲慢、人間のさまざまな顔が動物達のやりとりから見えてくる。

 

素直に人の言うことを信じて、損をした人、

騙されてしまった人、いませんか?

誰にでも一度はあるのではないでしょうか?

 

そんな人にも、賢く、したたかに生きる為のアドバイスにもなるこの本。

面白い!

 

 

【内容】
📖あとがきより
【「悪知恵」というのは、「生き残るための知恵」というほどの意味である。
こちらがいくら善意や好意をもって接しようとしても、向こうが悪意や憎悪をもって臨んでくる場合があり、そうした時には、「生き残る」ために、どうしても知恵を、それも悪知恵を働かせなければならないことが少なくないからだ。
では、悪知恵というのは具体的にはどういうものを指すのだろうか? それを教えてく
れるのがラ・フォンテーヌの『寓話』にほかならない。】

この「寓話」に現在の日本の状況にみたて、著者のコメントが書かれいる。

 

 

【コメント】

性善説」と「性悪説」幸福な人生過ごすには、どちらがいいのかな?
日本人は前者、フランス人は後者、らしい。国が違えば考え方も違うんだな。

今度はラ・フォンテーヌの本やイソップ寓話も読んでみたくなった。